Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

こむぞう文学部、やってます

こむぞう」というポッドキャストがあります。

comzo.cocolog-nifty.com

毎日更新しているすごい番組(もう4000回を越えている)。

MCはホフディランの小宮山さんと、元ビートクルセイダーズUMUさんと、慶三さん。

慶三さんは数年前に小説の文学賞で大賞を取り、その作品を出版している。で、「また小説を出版したい」と、小説を書いたり読んだりする『こむぞう文学部』を作り、部員を番組内で募集(当時は慶三さんともうひとりの2名のみでスタート)。

私は長編を書いたことはないものの、「一緒に書く人がいたらモチベーションが上がるし、長編を書くってどういうことなのか、わかってくるかも」と思い参加することに。

今は読み専の方含め7名ほどで、私がホームページ(Ameba owndだけど)の制作を担当。

こむぞう文学部】

https://comzobungaku.amebaownd.com/

こむぞう文学部 メンバーサイト】

https://comzobungaku.amebaownd.com/pages/808449/menber

トップ画像は慶三さんが作ってくれた。

 

部員の交流はGoogleの「Space」というサービス上でやっていて、

「この文学賞にみんなで応募してみよう」とか、下書きをあらかじめ読んでもらうとかしていて、すごく刺激になるし、モチベーションが上がる。

私は自分で「小説を書いている」みたいな人と友だちになったことがないので、すごく新しい感覚で、自分が書いたものに対して指摘してもらうのもありがたい。(指摘されると、ああ本当に、そこはできていないなって思う)

 

何にしても、誰かに読んでもらうのって、とても贅沢。

で、引き続き部員募集中です!

【お問い合わせフォーム】

https://comzobungaku.amebaownd.com/pages/825986/page_201701311544

物語の力っていろいろあるけど

子どもと電車に乗ると、工夫がいる。

彼らは、飽きっぽいのだ。

「クイズしようよ」と言われても、持ちクイズなんてそんなにない。

「しりとりしようよ」とは、もう言わなくなった(飽きたのか)。

 

今日は、長男とふたり。ちょうどバレンタインの広告が電車にたくさん貼られていたので、バレンタインがらみで思い出したことを話す。

私がnoteに書いている短編小説集があって、

note.mu

「最近ね、バレンタインの話を書いたんだよ」と。

すこし謎解き風にしたので、ストーリーの説明が難しかったんだけど「へえ、ウケる」とか気のない感想。本当に意味が分かったのだろうか。

「他には?」と聞くので、次々と、軽く説明した。

「あなたもお話考えてよ」と言うと「ゲームに入っちゃうのどう?」とか、いろいろ出てくる。

「ママが小さい頃、本の中に入っちゃう話が好きだったなあ」と、ネバーエンディングストーリーの話をする。「それで? どうなるの?」と次々聞いてくる。こんなに話に食いついてくることって、あまりない。

私には、書きかけて完成していない児童向けの長編があり、その話をしてみた「小人が出てくるんだけどさ」と設定とストーリーを話しはじめる。

あっという間に目的の駅に着き「えっ! もう着いたの? 早すぎっ!」と驚く長男。

 

駅を下りて歩く。大好きなポケモンGOをしながらも、話し続ける。ポケモンGOをしながら別の話をする長男を見るの初めて。

「主人公がこうなって、そのあとどうしようかなーと思って」

「こうすれば?」

「でも、それはできない設定だから」

「そっかー。うーん。じゃあこうするのはどう?」

「あー、いいね。それいいね! それは考えつかなかったなあ」

「ほんと? 考えつかなかった? 俺すごい?」

なんだかめちゃくちゃ楽しそう。

 

作り物なのに、物語の力って、何なんだろうなって思う。それからどうなるの? っていう楽しさ。どうしたら面白いかなあ、って自分で考える楽しさ。

「物語の存在意義」みたいなことをよく考えるんだけど、そんなことの前に、小さな人をこんなにも夢中にしてしまう、魔力のようなものがあるんだろうね。

 

1回やってみれば気が済む

人のなりふりを見て、なんかモヤモヤすること、あります。

「それ、やりたかったのに!」

「なんであなたばっかり!?」

「全然上手じゃないくせに!」

「てか、よくできるよね? 恥ずかしくないの?」

みたいな。いやですね。(本当は、こんな言葉使いませんよ?)

どうでもいいなら、スルーすればいいのに、何だかモヤモヤするのは、自分に問題があるのでしょう。 

高校生のタバコ

私が若かりし頃、タバコってちょっとかっこいいものだった。早く大人になれるものだった。でも、自分は吸いたくないと思っていた。

大学生の頃、バイト先の女子高生で、年齢は4つも5つも下で、顔も体もめちゃくちゃ幼い子が、タバコを吸い始めた。

私も大学生で、まだ大人だかなんだかわからない年齢。なんだかすごく、モヤッ、モヤモヤッ、として。

気にしなければいいのに、なんだか気になって、そのとき付き合っていた人に話した。彼はタバコを吸う人だったので、軽めのタバコを買ってきてもらって、ちょっと吸ってみた。

ただ煙いだけのシロモノで、それを吸ったからって、大人になれないことがカラダでわかった。

そのひとつの体験で、モヤモヤはすぐに消えてしまった。

私、でかした! って思ったね。

1回やってみれば、気が済むことって、あるよね。