Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

音楽配信サービスについて言いたいことがある

私はけっこう長い間、有料の音楽ストリーミングサービスを使ってきた。

昔はNaptarというサービスがあった。
1200円くらいかな。
「音楽ケータイ」なるジャンルが出てきたときに画期的なサービスとして取り上げられて、このケータイを買ってNapstarに入れば音楽が何万曲と聞き放題で、いつでも持ち出せますよ、という触れ込み。
私は音楽ケータイは持っていなかったけれど、Napstarに会員登録して、CDを買うのをやめて、毎月1200円くらい払って好きな音楽を聴いていた。

私はラジオっ子である。
デフォルト局はJ-waveなので、たぶんけっこうたくさんの音楽を毎日聴いている。
月に1~2曲くらい「ビビビッ」と来る曲に出会う。
Shazamまたはrajikoのアプリで曲名を調べて、保管しておく。

Napstarユーザーだった当時は、そうやってメモしておいた曲名をNapstarで検索して、洋楽だったらたいてい見つかって、アルバムも全部聴けた。
アーティスト名なんて覚えない。顔もメンバーの数も、バックグラウンドも知らない。でもそれで十分だった。

私の聴き方には合っていたんだと思う。
もともと、歌詞の意味とかまったく気にしなくて、雰囲気だけで聴いている。
でも、月額1000円払うくらいには、「No Music No Life」だ。

素晴らしいサービスだと思っていたけれど、あるとき終わってしまった。
ユーザー数が少なかったんだろう。

その後、Music Unlimitedというサービスが出てきた。これもスマホ連動ね。
加入してけっこう楽しんでいたけれど、Webアプリの使い勝手が悪かった。
Napstar時代は使いやすかったなあ、なんて思いながら。
そのうち産休に入り、あまり机の前にいなくなって音楽も聴けなくなって退会した。
さっき調べてみたら、今年の3月にサービスが終了していた。
ユーザー数が少なかったんだろう。

ひとまず、こう書いていてApple Musicを試してみないのはなんだか気持ち悪くなってきたので、試してみようかなと思い始めた。
だけど、Apple Musicに加入してもしかして大好きになっちゃったとしても、いつか突然終わっちゃうのかな。

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追記

書いてみたら全然「言いたいこと」という感じではなかったので補足。
音楽配信サービスについては、私が満足できても、ユーザー数が少なければ成り立たないわけで、
「サービスに期待」するものではなくて、「ユーザーに期待」するものなのです私にとって。
そういう意味で、私は日本のユーザーは音楽配信とは親和性が低く、期待できないと思うわけです。(なにせ2回も裏切られている)