Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

数字を覚えられる人になりたいです

具体的な数字を覚えられません。というか、覚える気がさらさらありません(でした)。


例えば、東京から大阪までだいたい何kmくらい、とか。恥ずかしながら一桁違って言われても「ふうん」って返しちゃう自信ある。
東京の人口とかも、同じ。

そういうのをぱっと答えられる人が「教養のある人」だよねー、っていうのもわかる。
でも、教養のある人になりたいという思いも弱すぎて。

まあ必要ないかな、って思ってた。
調べればわかるし。
書く仕事のいいところはそこで、その時に調べればたいてい大丈夫ってこと。

でも、あれ? 私はトークを磨くんじゃなかったっけ。
トークをどうやって磨くかということを日々細く考えていると、数字を覚えないと、まったく説得力がないじゃないか! ってことがわかった。

数年前に流行った説


数年前にもう、耳にタコ!っていうくらい言われたことがあって、

「○年後、就職する人たちはの○パーセントは、今はない職に就くだろう」

っていう説があったんだけど、それを思い出したくて思い出したくて、検索したんだけどなかなか出てこなかった。
先ほどようやく見つけまして。
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」キャシー・デビッドソン
これを伝えたいんだけど、話している最中に10年後? いや20年後だったかな? 6割だったか? いや、8割だったかな? ってなるわけ。
その時点で、なんか相手に自分の思いを伝えられないよね。
それはもう、6割だから説得力が弱まるということではなくて、相手の中にイメージを見せてあげられないというか。
私は知識が多い人ではないので、「私が知ってることくらい『ほら、ああいう説あったじゃない』といえば相手も『ああ、あれね』ってなるだろう」と思っていたのだけど、ネット社会のせいで知っている情報が雑多になってきたからなのか、そうでもないことも多い。
そうすると、やっぱり私の持っている抽象イメージを相手に伝えるためにも、具体的な数字が必要なのだ。

理系は数字をあまり使わない


ここまで読んで「論理的思考ができないアホ」とか思われるとちょっと心外なのだけど、私、元理系ね。
どなたかのご著書で読んだのだけど、高校生以降くらいになると、理系はほぼ数字を扱わない。暗算しない。考えてみたら、確かにそうかも(遠い昔なのでかなり忘れているけど)。
記号をこねくり回したりするわけなので。数字を扱う計算自体は難しくなく、考え方が複雑になっていく。
高校時代にそろばん8段か9段の友だちがいて、割り勘の時は1円単位まで計算してもらっていたけど(ケータイもスマホもないので)、その子がダントツ勉強できたってわけじゃなかった。
大学の論文は、数字が全然出てこなくて記号ばかりだった。

と、言い訳をしたところで。
数字にかかわらず、暗記が必要なこととか、具体的なこととかに極端に興味がなかったのだけど、大事さがようやく、改めてわかってきたというか。
人生の折り返し地点を過ぎてようやく少し興味が出てきたということになる。
いや、折り返し地点は5年くらい前なのかな? まあいいか。

いろいろと今年のテーマはありますが、数字を覚える努力をしようと思っています。まず、数字に興味を持とうと思っています。
ついでに英単語も覚えられないかな。「ついで」とかそういう問題じゃないか。