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Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

「お金がない」には「お金がない」以上の害がある

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こういう本を読んでいます。

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

お金がないとき、時間がないとき、何かの欠乏にとらわれていると、人は「認知能力が下がる」(つまり、頭が悪くなる=バカになる)ということが延々と書かれている。

 

私にはそういう実感がありまして。
お金がなくて、でも支払いがある、というとき、「お金がないこと」に一日中とらわれている感覚があった。
「お金がない」という事実は、ただ単に「お金がない」以上の重さを持って私に襲いかかってくるという感覚。

 

健康のこと、子どものこと、仕事のこと、ダイエット。
何かに欠乏している状態(私の理解では何かマイナスのことにとらわれている状態、気になることがある状態)では、人は処理能力(認知能力、判断力)が下がるのだ。

 

以前、いわゆる風俗業界で働いていた女の子の記事を読んだことがある。
同じ境遇の他の子に比べてとても頭がよく、リーダー格だったのに、しばらくして会ったら言動が支離滅裂になっていて、昔の頭の良さは感じられなかった、という内容のもの。
貧困は心と頭の余裕をなくし、貧困な人たちをより不利な立場に追いやってしまうのではないか。

 

貧困な人たちの痛ましい事件のニュースを聞くたび、「情報が足りない」とか、「判断が間違っていた」とか、「考えればわかるのに」という印象を受けるけど、
何かに切迫している人は正常な判断能力、情報収集能力がなくなってしまうのではないか。
だから私が同じ立場になったら、処理能力が下がり、同じように間違った判断をしてしまうかもしれない。

 

そんな風に思うのです。