Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

大事なことに気づけなかった罪を

『ギフテッド 天才の育て方』という本を読んだ。例によってやたら長い読書レビューを書いているのだが、書いている中で気になった箇所があった。

入学前に見られた賢さも、入学と同時に表面的には消え失せたようになってしまう

上記リンクのブクログにも書いたが、長男が幼稚園に入った時にはこんな感じだった。同級生の中で特段秀でている様子もないし、目立った行動もないし、所作もノロノロとしている。

 

私はそのときに「賢いと思っていたけど能力は平均的だった(それでもがっかりしないようにしよう)」「ただの親ばかだったのかも」と思った。それは物事をわきまえたつもりだったが、自分が傷つくことを恐れて、自分を守っていただけなのかもしれない。

 

その時の私の選択を嘆いてもどうにもならないし、「ああするしかなかった」と正当性を主張しても仕方がないけれど、彼の生命の灯が弱まっていることに気づいてあげられなかったことを、正確には、気づいていたけどそこまで重大なことだとは把握できなかったことを、いまは「ごめんね」と思う。

 

ただ、いま思うと、それでもやはり彼にいろいろな才能があると思っていたから、幼稚園の美術教室やダンス教室、サッカー教室などにも行ってみた。ダンスやサッカーは割とすぐに辞めてしまって、美術はずっとやっていたけど、小学校になってから辞めた。

 

でもその当時に、ギフテッドや発達凸凹の可能性を考えていたら、何か手がかりがあったかもしれないとは思う。後悔しても仕方がないので、いまから対策できることをありがたいと思おう。

ギフテッドについて調べている

Facebookで、友人が下記の本をシェアしていた。

 

https://amzn.to/3ysl9an

そういえば少し気になっていたが、うちの子どもは当てはまらないだろう、と思っていた。

 

ただ、不登校の出口は見えないまま。何かしら、手掛かりがあるといいなと思った。

 

読んでみると、「わが子はそこまで飛びぬけてはいない」という思いと「これはものすごく当てはまっている」という思いが交差する。

 

www.shinga-farm.com

こんな記事があって、この先生のところに診察してもらいに行きたいと思った。

予約が大変そうだけど、それくらいなんだというのだ。たいしたことではないだろう。

 

下記のチェックリスト。

・授業中ぼんやりしている(内容が簡単すぎる)
・課題を最後まで終えることができない(わかる問題を繰り返し解くことに抵抗がある)
・先生の指示に対して反抗する(言動に矛盾を感じるため)
・同学年で友人関係を築きづらい(知的水準の合う相手がいないため)

授業中は いつもぼんやりしていて、とても苦痛そうだった。「なんで15分で説明できることをあんなに長々とやってるんだ」とめちゃくちゃ怒っていた。

わかる問題を解くのも嫌う(とはいえ、すごく難しい問題にも癇癪を起こす)。

先生の言動の矛盾はよく話してくれた。私の矛盾もよく指摘される。

同学年でも友人はいたけど……多少は苦労していたかな。よくバカにされると言っていた(どの程度なのかはわからない)。

 

ただ、下記は全然当てはまらない。

優秀な子との最大の違いは“人に興味がない”こと

とても人が好きで、繊細で、相手の気持ちをよく理解するし、とても気を遣う。私よりずっとずっと。

 

だけど、何らかの手掛かりはつかめるかもしれない。

 

小さなころ、癇癪持ちでとてもとても苦労した。その時にめちゃくちゃ調べたけど、何の手がかりもつかめなかった。その時に、こういう情報と出会えればよかったのにね。

やたら長い読書レビューを書く

やたらと長い読書レビューを書くようになり、数か月経つ。

ここのブクログでは、「イシューからはじめよ」あたりから、読書レビューのボリュームが常軌を逸してきた。長いと5000字くらいになってしまう。

booklog.jp

 

せっかく長い文章を書いているので、誰かの目に触れるところに置いておきたい。そう思ってインスタを始めた。

https://www.instagram.com/emitochio_book/

f:id:emi_tochio:20210829153331p:plain

Instagramの写真

読書レビューを書くと満足度が高まる。読書が楽しくなる。また読みたくなる。

かくして空前の読書ブームの到来です。といっても、そんなにペースは早くないけど……。