Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。

ブログで自分の思いを書くようになって、自分のことが少しわかりかけてきました。
読んでくださっている方々のおかげです。いつもありがとうございます。

去年の正月に、下記のことを書いた。

・ひとにやさしく
これまで、人に期待しない代わりに、人にがっかりしない代わりに、人に尽くすこともしていなかった。尽くしたら見返りを求めてしまう。そんなの嫌だから、尽くさない。それは悪ではないけれど、人生が濃く、鮮やかな色にはならないと思って。さっぱりと、薄いものになってしまうかと。だから、人のために何かをしたい。急にというのは難しいから、ハードル低めに。まずは家族にやさしく、同僚にやさしく、出会う人にやさしく。
・あこがれの人を見つける
「あこがれの人」でいいのかな。「こんな人になりたい!」という人を見つけたい。宗教家なら、教祖様なんでしょうか。この場面であの人ならどうするか? どうすればこの人に近づけるか? という具体的な目標。人でなくても「像」でもいいのだけど、リアルにいないと本当にそうなれると実感できないでしょう。振る舞い的には中谷美紀さん。でも女優になりたいわけではないので、同業でリアルなあこがれを見つけたい。
上記を受けて。

・ひとにやさしく
まだできていません。前よりは少しだけ、意識するようになったかも。
いつも自分に問うている。
「人のために」とはどういうことか。
私はまだわかっていない。
「人のためなら何倍もエネルギーが出せる」
「最終的には人のために動くことが幸せに繋がる」
みたいなことが実感として理解できない。
だからそれをわかりたい。

・あこがれの人を見つける
たった1人の理想像を見つけることはできなかったが、好きな人はたくさんできた。
この人のこんなところを真似しようかな。それはたくさんいた。
猪子寿之:ブログにも書いた猪子さん。昨日もNHKに出ていて、ちょっと本人はイライラしていた。
天才にはそりゃあなりたいけどなりたくてなれるものでもないので、何かに一生懸命だったり、人とは違った考え方、見方を持っていたり、そういうところ。
水道橋博士:彼はお笑い芸人でありながら、文芸家。本をよく読み、美しく練った文章で構成された『藝人春秋』を著した。今は50歳ながら好きなことに目覚め、人とは違った道を進んでいる。
西野亮廣:こちらもお笑い芸人でありながら、忙しい傍らに絵本を出版。ひな壇には上がらないというルールを決めて、今に至る。Twitterで見ていると、翌日の朝から仕事なのに、徹夜をして部屋の壁を塗り直したりする。その時の衝動を大事に。
藤原正彦:嫌みを言ったり、自分を賞賛するギャグを言ったり、そのくせ日本人の美しい心を愛する。
■石原朗:Podcastの端的で的を射た話はすばらしいのひとこと。わかりやすく、心に残り、人をとりこにする話術を持つ。
ショーン・エイカー:ハーバード大学卒のポジティブ心理学を専門とする教授(今は起業家?)、TEDで公演を見たけれど、大爆笑の渦。言いたいことをちゃんとつたえる。もう何度も見ているけれど、あんなに笑いが入っていなかったら何度も見ない。笑いが評判に与える影響はすごいものがあると思う。
安田佳生:ものごとの法則、哲学を考えるのが好きな人。
松浦弥太郎:彼の書くものは、リアルでもファンタジーのよう。美しく、詩のような生活が送れそうな気分になってくる。
■晴香葉子:取材で知った心理学者の方。とても美しいのだけど、学校なども作っていてとても精力的に活動されている。コメントや書籍は、知識に裏付けされている。
水野敬也:売れっ子作家なのに、Ustreamで雑談をただ流していたり、毎週ネタ的なブログを書いたり。それがまた面白い。
谷川俊太郎:いつもしゅっとして、謙虚で。
もっとたくさんいるけれど、思いついたこれくらいに。

=====
今年気になっていることや、思いついたことを。

・ひとにやさしく
思いは去年と変わらず。笑顔を心がける。

・「誰かのために」を見つける
いま子どものためにいろいろしているけれど、「あなたのために」なんて思ってやっていない。
・・・と書いて思ったんだけど、誰かのために行動していたとしても、それがその人のためだなんてあまり考えないようにしているのかも。「○○のため」って言うとどうしても自己犠牲みたいな気持ちが浮かんでしまう、私の場合。
息子のためにやっていると言うよりは、そういうものだからやっている。私がやるしかないから。
後輩の指導も、やるしかないからやっている。
イヤイヤやっているのとは違う。やるしかないものに対して、積極的に前のめりで関わること。
「人のためならパワーが出る」というのは、そういうところにヒントがあるのか、ないのか。

・優先度を子どもから少しだけ自分にシフトする
子どもも3歳になり、昨年から1人で義実家へ泊まれるようになった。2歳半まで授乳していたけれどそこからも解放された。子どもが小さいから、とあきらめていたことが少しずつできるかもしれない。

・やらないことを決める
何も考えず来た仕事をしている。断るのはスケジュールが厳しいときだけ。
「来た仕事は全て受ける」を美学としている人もいる。「それはありがたいこと」という考え。それもある。
だが捨てなくてはならないこともある。今の私がメインとしているジャンルをやめたら、収入がなくなってしまうので少し考えなくてはいけないけれど、そういうことを考えながら仕事を進める。

・ランニングを再開する
今日から再開する。これを書いたら走る。

・もっと書く
書きたいものを書く。思いを書く。
ただ、時間が取られてしまうのでちょっと対策を考えたい。


=====
追記

ランニングした。
今日はランニングをしながらいろいろなことを考えた。
「人のために」についても考え、言い換えてみた。
「息子のために」→「息子が・・・な大人になるために」
「後輩のために」→「後輩が・・・になるために」
そうするとしっくりした。
「息子が自分で舵を取れる大人になるために」
「息子が自分の力で幸せに生きられる大人になるために」
「後輩が一人前になるために」
「後輩がミスをしなくなるために」
「夫が仕事から帰ってきて寂しい思いをしないために」
そういうことなのかな。