Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

好きな法則

ドライブ中に急ブレーキして「おっとごめん」と夫。
「なんでゴメンなの?」と息子
いやね、急に止まったからがくんってなったでしょ。
「なんで、止まるとがくんてするの?」
「それは、学校に行ったら習うけど、ママの大好きな慣性の法則と言って・・・」
慣性の法則、好きなの?(笑)」と夫。

そりゃあ好きですよ、慣性の法則。みんな好きじゃないの?
動いているものは動き続けようとして、止まっているものは止まり続けようとする。
なんだか哲学的にも文学的にも感じる。

もともと状況としては知っていた。
電車が進むときや、止まるときにがくん、となること。ただ、それを疑問に思ったことすらなかった。
でも「慣性の法則」という言葉を手に入れたとたん、あれもこれもあれもそうなのか! と視界がぱっと開けるような感覚を覚えた。
先日の、マップヘイターとマップラバーの話を聞いたときに似ているかなあ?
もともと何とも説明の付かなかったものが、パズルのピースのようにぴたっと合わさっていく感じ。
あるいは、閉まっていて当然と思ったトビラのマスターキーを手に入れて、手当たり次第に開けまくっている感じ。

乗り物が動き出すとき、止まるときのみならず、
テレビで力自慢がトラックを動かす時に最初だけあんなに大変そうなのはそういうわけなのか、とか。
エレベーターの最初と最後だけ気持ち悪いのもそのせいなのか、とか。
遠心力が慣性の法則だと知ったのも驚き。慣性の法則はまっすぐにしか働かないので、別の力で内側に引っ張られると、外側に力を感じることになるのだ。人工衛星も、慣性の法則があるからこそだよね。
私の身の回りは慣性の法則であふれかえっていた。

そんなわけで、慣性の法則は大好きです。
あ、あとエネルギー保存の法則も好き。言葉を覚えておくだけでいろんなことの説明が付くんだよ。
「法則」には人(てか私)を魅了させる何かがあるのでしょうかね。