Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

いきものを育てる喜び

うちはキッチンに窓があり、朝日がさんさんと入る。
そこに小さな鉢がいくつもあり、日の光を浴びてぐんぐん育っている。
毎日立つ場所なので、いやがおうにも目に入り、土が乾いてきていたら水をあげよう、というのも忘れなくてすむ。
新しい葉っぱは瑞々しくて、本当に可愛い。
育ちすぎた芽を切ってコップに水と一緒に入れておくと、根が出てきたりする。
それを小さな植木鉢に土と一緒に移して、また新たに育ち始める。

・・・まさか自分が植物を育てられるとは思っていなかった。
母は花が大好きな人で、実家の庭にはこれでもかと草木が植えられていて、家の中にもたくさん鉢が置いてある。
そんな母に、誕生日などがあると鉢植えをもらったりしていたけれどことごとく枯らしていて、植物を育てるのって難しいんだなと思っていた。
その頃の生活といえば、深夜までPCに向かうのは当たり前。朝型になることもしょっちゅう。土日は昼間起きてきて、夕方から仕事開始・・・みたいな日々。ときに気がついて夜に水やりをしたりするのだけど、そういうのはよくないみたいね。
子どもができてからちゃんと朝起きるようになって、2~3日に1ぺんの水やりも習慣付いてきて苦ではなくなった。
まだ緑色が薄い新しい葉っぱがどれだけ可愛くていきいきとしているか知ったのもこのときくらいから。

子どもが幼稚園からあさがおの鉢植えを持ち帰ってきて、毎日水やりする習慣も付いた。
夫がベランダの目隠しに植物を置きたいというので、毎日水やりをしなくてはいけないシマトネリコという植物も「大丈夫だろう」と購入できた。
そういう生活が楽しいことが本当に意外で、そして本当に、悪くない。
小さく分けた鉢植えは、置き場所がないなーなんて思っていたけれど、階段の窓やトイレに置くことを思いつき、家の至る所に緑が増えていくようで、心がリッチになるような気がしている。
あとは仕事部屋などがもっとすっきりするといいなあ・・・。


他のいきもの。
息子の友だちのお父さんにもらったカブトムシ&クワガタと、お祭りですくった金魚。
前者は夫担当、後者は私担当で面倒を見ている。

金魚は人に懐くので本当に可愛い。最初は私が覗いても水草に隠れてじっとしていたけれど、今は私の顔が見えると水槽の壁にガシガシぶつかって寄ってくる。餌をあげようとすると水の上に顔が出てしまうくらいせかす(ツバメの子ども達みたい)。
和金と出目金が一匹ずつ死んでしまったけれど、今いる子たち(5匹)はこの後も元気に育つといいな。
週に1度、半分くらい水替えしている。
元気に泳ぐので、ずっと見ていても飽きない。1~2匹は仕事部屋に置きたいな・・・と思ったけど、最近はあまり仕事部屋に籠もらないので躊躇気味。
毎日ちゃんと観察して、異常があったらケアしてあげないといけないしね。やはりリビングがいいのかな。

そんなわけで、いきものを育てるのっていいな。
最近までそんな喜びが自分の中にあることを知らなかった。何ごとも、やってみないと本当に分からない。