Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

川田十夢さんと境界線

以前こんなブログを書きました。



昨日こんな本を読み終わりました。


これはARの本というより、川田さんのことを書いた本。
何をしている人なのか(どうやってお金を稼いでいるのか)皆目見当が付かなかったけれど、本を読んでようやく少し分かった。
文体もとても素敵でしたよ。

で、こちらの本の141ページ。
物語と現実の境目がよく分からないまま大人になってしまった僕は、物語のような現実を歩むことで、自分なりの物語を紡ぐ方法を会得したのだと思います。
川田さんの「物語と現実の境目」
私のブログタイトル「ファンタジーと(現実)の境界線」
はたぶん、同じことを言っている。

私はすっかり境目がわかるようになってしまって、大人はみんなそうなのだと思っていたけれど、川田さんは違うみたい。
いろんな意味でボーダレスで、子どものような全能感があるというか。
(幼児くらいの子どもって、自分は何にでもなれると思っていて、限界を知らない。そういう全能感があるらしいんだけどそんな風に見える)

前のブログに「もう私には無理だけど」って書いたけど、大人になってから境界線をもう一度消すこともできるかもしれません。どうでしょう。