最近とにかく森博嗣(もりひろし)さんが大好きです。
最近読んだこれ。
「作家の収支」
内容はすごく面白い。
書籍の印税収入をグラフにしていてすごいよ!
こんなにもあけすけに公開できる人っていまだかつていたのだろうか。
驚きの金額なんだけど、「書籍だけ」にしているってところがすごい。
それ以外にも電子書籍の印税、通常の原稿料、映画の印税、などなどいろいろあるらしい。
で、そういう所は面白いんだけど、なぜかそれ以上に、心に残るものがある。
なぜなのか。
文体のせい? 視点(第三者視点というか、抽象度が高いせい)?
ときどき挟まれるユーモアなのか?
とにもかくにも読んでいる間、どこかの世界にトリップするような浮遊感があって、
読み終わってしまってなんだか虚無感。
それで「スカイ・クロラ」を電子で購入して読んでいる。
あとは、最近の「彼女は一人で歩くのか?」と「魔法の色を知っているか?」は購入して、
後者は読み途中。
でも電子で買えば良かったと後悔。書籍は何だか不便なんだよね。
「彼女は一人で歩くのか?」は、WOOTSの方のTwitterにも書いたんだけど、プロローグで痺れた。
電車の中で読みながら、くらくらしてしまった。
森博嗣さんの新刊。プロローグの途中で面白くて参ってしまって、ページ数を数えたらたった7ページでした(とち) pic.twitter.com/EmQvjCBz37— WOOTS (@WriterWoots) 2015, 11月 13
あとは、新書みたいなのも結構買ってる。もう、電子も入れて20册くらいは持っているかな。
いま、新旧問わず作家買いしている人ってこの人だけかもしれない。
初めての出逢いは、五反田の本屋で購入した、
「喜嶋先生の静かな世界」
表紙とタイトルに惹かれて、パラパラとめくったら引き込まれて、そのまま購入してしまった。
本当に、出逢うべくして出逢った。神様ありがとう。(神様信じてないけど)