Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

「保育園落ちた日本死ね!」一連のムーブメントについて思うこと

「保育園落ちた日本死ね!」について思うことがありまして。

ずっと考えていたんだけど不用意に発言するのもどうかなと思っていたし、自分が感じる違和感の正体がうまく掴めずにいたのですが、サイボウズの青野社長に取材して原稿を書いてみて、なんか見えてきたなーと思ったんですね。

そこで、ツイートしてみました。

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いろいろな騒動にちょっと感じていた違和感をこのあとリプライで投稿します。書いた記事にからめて → 自らを「冷たくて合理的」と称する社長が女...|Brilliant Woman - これ... https://brilliantwoman.amebaownd.com/posts/627136


「女性はこんなに大変で苦労しているんだからなんとかして」という主張に、たいへん共感しながらも全力で同調することができないのは、私の普段の生活や仕事現場でこういう主張が成り立たないからかなって思ってて。仕事でいうといくら私が苦労して頑張ったって相手にメリットがないと取引にならない。

思うに、女性が復職したり管理職になったりすることで、リアルに利益アップやコスト削減になるのか、ってことが経営者としては気になるわけで。私はそういうデータや記事がもっともっとあって欲しいと思う。青野さんの書籍はそういうことがちゃんと書かれていて、本当に嬉しかったのです。

でも、今のムーブメントを見ていると、そんなビジネスライクな考え方だけじゃなくて、国の責任や社会の責任に対してちゃんと怒りを表明できる人が世の中を変えていけるんだろうなって思ったりもしていて。

話を戻して。ライターという立場で子育てを理由にあれやこれやができません、と言うなら、夜も土日も緊急対応もできる他の人より私になにか優位点がなければ仕事が来ない。だからなんだと言われれば、それが私の選んだ道なのであります。

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話が途中でズレていてアレなんだけど・・・。

いろいろなことを「誰かや何かのせいにする」ということがなんだかうまく受け入れられなくて、
それは自己啓発本とかを散々読みまくった経験から、「人のせいにする」ことをすごく悪だと思い込んじゃってるからなんじゃないかなって。

でも、上でも書いたけど、社会のせいにしたり、人のせいにしたりする人が、それを変えていこうとすることで世の中が変わっていくのだろうなと。
今までの改革とか革命とかはそういう力によるものだったんだろうから。
程度の問題こそあれ、いまはそういうことなんだろうと納得しかけています。

「程度の問題」こそが、難しいんだけれども。