子どもは知っているものしか見ない
Amazonプライムビデオのリモコンを子どもに渡したりすると、知っているものしか見ない。
映画を観ていいよ、と言ったとしても、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、戦隊モノ……。海外アニメの映画などを見たら? と言っても見ない。ずっと同じのを見ている。
子どもにとって、「面白そう」と「知っている」は密接なつながりがある。
メジャーとマイナー
私はミニシアター系の映画が好き。いわゆるメジャーではなく、マイナー系ということになるんだろう。
で、子どもを見ていてふと、私はなぜミニシアターを好むのか? と考えてみた。どうせ観たことのない映画を観るのに。
・観たいと思うものにミニシアターが多いのか。
・ミニシアターだから観たいと思うのか。
前者のような気もするけれど。
メジャーなものが好きな人
そもそも、メジャーなものが好きな人は、なぜ好きなのか?
・よく目にするものを好きになる(メジャーなものは露出も多い?)
・「好き」とヒット作の傾向がマッチしている(「ベストセラーコード」によるとヒット作には法則があるらしいので映画にも当てはまるんじゃないか)
・「好き」という気持ちにこだわらない(別になんでもいいよ、というか)
・ヒット作を押さえておきたい(きっと面白いだろうから、逃すのはもったいない)
私はこういうタイプじゃないので、完全に想像なんですが。
成功体験が映画を選ばせるのか
いつからミニシアター系が好きになったのだろう。実はよくわからない。
(ミニシアターならいいかというとそういうわけではないのだけど、他に私が好きなジャンルを形容する言葉が見つからない。)
ただ、そもそも読んでいる雑誌とかによって、紹介されている映画が単館ものだったりするわけで。それで「観たい」と思って見に行くと、また単館映画の予告を観ることになる。で、また観る。
それを繰り返していくうちに、私の場合は成功体験が増えた(つまり、面白かった)。
そのため、ミニシアターっぽい予告などを観ると「面白そうだな」と思うようになってしまったのだろうか。
やっぱりそっち系が好みというだけなのか
最近のいわゆる大ヒット作に全く食指が動かず「そもそも映画を観たくないのか私は」などと思っていたところに、観たいと思う映画があった(まだ行けていない)。上映映画館を観たら、東京ではシネスイッチ銀座でしか上映していない。なぜなんだ。
私の中で「ミニシアター=面白い」という式が、(成功体験により)強化されているのは確かだと思うけれど、それにしてもミニシアターだと知らずに観たいと思うこともあるので、やっぱり好みがそっち系なんだろう。
まとまらないけど
結局まとまらないのだけど、私の好みがいろんなところで大衆よりじゃないのは、子どもの頃からあまりテレビを観ていないからじゃないか、なんて気がしてきた。