Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

考えたら割と恥ずかしい人生だった

恥ずかしいことって人によって違うけど、できれば恥をかかずにいたいと思ってしまう。

例えば、私は小学生の時に児童委員会というのに立候補して、10人くらいの候補者のうち1人か2人しか落ちないのに落選してしまって(生意気すぎて上級生に嫌われていたらしい。後に不良になっていく先輩方に「結果が楽しみだなー」って笑いながら言われたから)、すごく恥ずかしかったし、もう出しゃばるのはやめよう、って思った。

※余談中の余談ですが、その時に当選した子から中学校へ進んだ後に何通かラブレターをもらって、落選したときに泣いていたのがきっかけだったような気がしている……。そういえば中学の時に告白してくれた男性も、私が職員室で体育の先生に泣かされていたのを見られたのがきっかけだったような……。ギャップ論?

 

先日、Facebookで下記のような投稿をした。

以下コピペ。

7月からコルクラボという勉強会(?)のようなものに参加しています。(マンガ編集者として有名な佐渡島さんのコルクという会社が主催しています)
https://lab.corkagency.com/about

そこで早くも教えてもらったのは「恥をかき慣れたほうがいい」ということ。1-2年ほど前から、短編を書いてみたり、「今日の140文字」を投下したり、ポッドキャストを始めてみたり、誰の役にも立たないブログをシェアしたりと、端から見たら恥ずかしげもなさそうにいろいろな活動をしていますが、全部最初はめっちゃくちゃ恥ずかしかった!!(実は今も恥ずかしい)

今回もさらにカッコ悪くて恥ずかしい試みとして、長編小説のプロットを書いてみました。で、コルクラボで開催している「覆面編集者大賞」(https://note.mu/henshu_ckr/n/n6436d1c129c4)に応募します。

下記のツイッターで紹介しているので、Twitterのアカウントがある方は、ちょっと読んでみて、もし「栃尾さんのこと、応援してもいいかな」と思ったらリツイートをしていただけると嬉しいです。(リツイート数が評価に加味されるので)

で、出版その他に興味がある方は、一緒に応募してみませんか? 実用書部門もあるので、創作でなくてもOK。ライター仲間の皆さんもぜひに♪

https://twitter.com/maliu63/status/896008351531782144

 今まで恥ずかしいことができていなくて、今ようやく勇気を出してやります! みたいな顔をしているけれど、よくよく考えてみたらそれなりに有名な会社から、年収だだ落ちで文章を書く仕事に転職したのも、たぶん相当恥ずかしいことだったんだと思う。

クリエイティブな仕事やライターやってる人たちからすると、その感覚はわからないかもしれないけれど、普通の技術っぽいサラリーマンが「クリエイティブ職に就きたい!」って言うのってたぶん相当恥ずかしいし、何夢見てんだよみたいな感じだし、「文章を書いて暮らしたい」なんて「はーそうですか」って感じだと思うんだよね。「女優になる!」とか「アイドルになる!」みたいな……? 

少なくとも私はそんな風に思われると思っていたし、実際、そんな風に言われたり空気を感じたりしたことは多かった。でも、人生をかけて恥をかきに、ドーン、と飛び込んでしまったわけです。でも、いきなりフリーランスになるよりは、会社(編プロ)に入ったので仕事もお金も入ってくるし、それほどリスキーではなかった。だから恥ずかしい思いが多少は少なくて済んだんだと思う。

 

何が言いたいかというと「恥ずかしいことを避けてきた自分バカ!」みたいに先日は思っていたけれど、けっこうちゃんと、恥をかいて頑張ってきたじゃないか、と思ったわけです。プライドを捨てて、できないことをゼロから頑張って、できるようになって。

いろいろなことがなかなか広がらなくてモヤってるけど、それでも諦めたりせず恥ずかしい姿を見せながら少しずつ前に進んでいる。

「意外といいんじゃないの? でかした自分」と思ったって話でした。