Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

お菓子を渡す人になる

前のエントリーの続き。
「なにごとも放り投げてしまう」というのはすごくわかる。自分でも非常に自覚がある。
だけど、それをどうやって直していけばいいのか。


まず、愛がないとだめだ。ちゃんと置きにいく筋力がないと。
だけど、いま君は愛が足りてないから、ためなくちゃいけない。
「そうだなあ」
その人はしばらく考えて
「そうだ、手土産!」
食べものを、会う人会う人に渡せばいい。
しかも、自分が美味しいと思うやつ。
「『好きに食べて〜』って置いておくんじゃなく、『食べて』って渡すんだよ」
その「食べて」の言い方が面白くて、私は何度もゲラゲラ笑った。
「修行だからね、これは」
と何度も言われた。


お菓子を配り始めると、いろんなことがわかった。
そもそも私は、お土産を渡すのも苦手だった。
照れがあるし、一人一人に配って断られたら嫌だし、嬉しくないと思われたら嫌だ。
でもそれが、放り投げているってことだった。だから一人一人に置きに行く。
それはリハビリ。
簡単にできるようになったら、言葉でもいいんだから、とその人は言った。