Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

ふたりのお金はふたりのもの

離婚して学んだことはたくさんあって、そのひとつがお金のことだ。

離婚する際、結婚後にためたお金(や財産)は、どちらかの口座に入っていたとしてもすべて夫婦のものだということ。離婚のときには、お互いの財産を合算して、半分に割ったものをもらう権利がある。働いていようがいまいが、専業主婦だろうが、なんでも。

 

結婚しているときにはそんなこと知らなくて、夫に家計を多く出してもらうのを申し訳ないと思っていた。家事育児の多くを私がやっていたとしても、稼げていない自分を引け目に感じていた。

でも、財産の半分の権利があると知っていたらどうだっただろう。

私が家事をしている間、夫がお金を稼いでいる。その半分は私に権利があるのだ。

私が育児をしている間、夫が投資をしている。その半分も私に権利があるのだ。

 

世の中の共働き夫婦は、家計を別々にしている人が多いと思う。でも、それが家事育児の不満を生み出している。そんな側面もあるのではないかと思う。

 

「養ってやっている」ということですらない。だってあなたには半分の権利しかないのだから。

そう言ったらドライだけれど、円満のためにはそういう理論で納得する部分も大いに必要だと思う。

 

今日夫婦のお金のことを友だちと話した。夫婦の家計が別だと、何かあった時に

・不信感につながる

・自分にお金がない時に頼れない

という問題があるよね、という話になった。いい時は問題ないのだ。でも、夫婦だからよくない時も乗り越えなくてはならないわけで。

 

北海道に住む友だちは、家計を一緒にして奥さんのほうが握っているようで、とても落ち着いている。そういう関係っていいなと思って、家計を一緒にするほうがいいのかなと思い始めた。そう思ったのは、私が離婚してからだけどね。

 

夫婦の家計をどうするかって、節約術とかに比べてあまり語られていない問題だと思うけど、私は結構大事だと思うんだよね。