Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

「元気がない」に気が付く

私は、メンタルの不調を誰にも気づかれないマン(ウーマン)として定評がある。

 

メンタルが落ちまくりでも仕事では気丈にふるまい、ピシッとインタビューを済ませ、「最近元気がなくて」と友人にカラっと話してしまう。

そしていつも誰にも気づかれない。

オンオフができるから、いったん気持ちの落ち込みを忘れて作業に取り掛かれるのだ。

昔は自分でも気が付かなかった。

20代後半でメンタルの調子を悪くしてからわかるように(注意するように)なってきた。

 

ところが夫は、すぐに気が付く。

付き合っていた当時から、LINEのスタンプで「どうしたの?」と気が付くのだ。

ときどき勘ぐりすぎなこともあるが、8割くらいは当たる。

 

最近は「話さなくても、目を見なくてもわかる」と言い始めた。

しかもグラデーションでわかるので「10をマックス不調だとすると、今は2か3くらい」とわかるというのだ。

 

私は自分でもそこまでわからない。

何か試してみたり、何かできごとがあったり、それを自分の気持ちに投げて返ってくるフィードバックで「あ、結構悪いかも」とやっとわかる。

 

ただその夫も、私を「調子どうかな?」と注意深く気にしていないと、おそらくわからない。

例えば仕事が忙しすぎて自分のことで手いっぱいだと気づかない、ということが起こる。

センサーは万能ではない。

 

それにしても、ずっとずっと気づかれないマン(ウーマン)だった私のそばに、気づいてくれる人がいるということは、世界からの贈与だと考えよう。