Podcastをきっかけに、ずーっと聞いていたラジオが終わってしまいました。
毎回、本の著者が登場してその内容を教えてくれる番組。
いろいろなジャンルの本があるけれど、小説家の方が登場する頻度が高く、普段小説家の方の生の声を聴く機会が少ない私は、とても楽しみにしていた。
司会の蒲田(がまだ)さんは、「どうやって執筆するのか」みたいなところをよく聞いてくださり、「作家願望」のある私にとって、とてもとても刺激的だった。
夢みたいなものは、ずっと同じ熱量で追いかけられるはずもなく、消えたり復活したり、見え隠れしたり、ずっとそばにいたり、いろいろな時期があるのだけど、
この番組のおかげで「やっぱり小説を書いてみたいなあ」と思い出し、しまい込んだ思いを何度も何度も取り出してきたような気がする
ラジオというものは、講演を聞くよりもずっと親近感を持って聞けるもので、そのおかげで、なんだか小説家の方の本当の声が聞けたような気になって、近い存在として感じて、それで思い返すようになって、私の心をチョンチョン、と突っついてくれたんだと思う。
今シナリオの勉強をしているのは、のちに小説を書きたいからで、そうやって通いたいと思ったきっかけのひとつには、間違いなくこの番組があると思うのです。
きっかけはPodcastで、その時は無料でなんて贅沢な! と思って聞いていたけど、その後でnoteに移り、有料購読して聞いていた。それでも安すぎると思っていた。
今見ると、松岡正剛さんや、吉本隆明さん、篠山紀信さんなど、すでにお話を聞けない人たちもいる。配信当時はそれほど有名でなく、あとからすごく有名になった方もたくさんいる。
ダウンロードしてあるので、何度でも味わって聞いていこうと思っている。