七夕の前日、結構ひどい捻挫をしてしまった。 左足の外側の靭帯を3ヶ所も損傷。
さらにかかと側や、内側のくるぶしの靭帯まで痛めているという、なかなかの「しっかりした捻挫」だ。
一番の問題は、捻挫した2日後に、年に一度の一番大きな大会が控えていたこと。
50歳で新しく入ったチームでの大事な大会だ。
どうしても出場したくて、翌日すぐに接骨院に駆け込んだ。
でも先生からは「結構重いですよ」と厳しい一言。
大会当日の朝にもう一度見てもらい、最終判断を仰ぐことに。
「何とかいけるんじゃないか」と、ガチガチにテーピングで固めてもらったものの、先生からは「テーピングしても普通に痛いですよ」と冷静に言われる。
おまけに「もし誰かの足に乗ったりしてまたひねったら、終わりです」と、何度も「終わりです」と宣告されて、かなりビビった。
スパイカーじゃないからそんなにジャンプはしないし、ブロックもいつもより控えめに飛べばなんとかなるかな……と考えていた。
実際、靭帯を損傷した箇所はテーピングのおかげで、ジャンプさえしなければほとんど痛みはなかった。
でも、アキレス腱近くの筋肉も痛めていたみたいで、歩くたびに引っ張られるような痛みがある。
会場までびっこを引いて歩きながら、「本当にこれでバレーボールできるのか?」と、めちゃくちゃ不安だった。
会場は、東京体育館。大きな会場にたくさんの選手が集まっている。
いよいよ試合開始。
1試合目は無事に出場。2試合目は相手がそこまで強くなかったこともあり、「えみちゃん(私のこと)を休ませたい」というキャプテンの配慮でベンチで応援した。
2試合を勝利し、ブロックの決勝となる3試合目。
相手は見るからに強かった。
私の強みの一つは、横に素早く動いてブロックに飛ぶことだが、
左足が全く踏ん張れない(怖いから)。
予測したコースには飛べても、とっさの動きには全然対応できないのだ。
ブロックの枚数が減ってしまい、レシーバーに負担をかけてしまう場面が多くて、本当に悔しかった。
それでも、セッターというポジションだったのは幸いだったかもしれない。
高くジャンプしたり、低くしゃがんだりすることが少ないから、
なんとか左足への負担を最小限に抑えながらプレーできた気がする。
最後の試合は負けてしまって本当に悔しかったけど、
でも、コートに立ててよかった。
チームの役に立てたかは少し微妙だけど、それでも出てよかったと思う。
後日、試合の動画を見てみたら、自分が思っていたより動けていて、思ったよりブロックにも飛んでいた!
ただ、着地が全部右足のみ……。
無意識に左足をかばっていたのだろうけど、片足着地はそれはそれで危ない。
今度は右足を痛めてしまう可能性だってある。
それでも、右足は無事だったし、接骨院の先生が言っていた「終わりです」という事態にならなくて、本当によかったと思う。
何度も動画を見返して、「私、こんなに動いてたんだ!」って、なんだか面白くなってしまった。
でもやっぱり悔しい。ちゃんと準備体操やテーピングなどのけが予防をしながら練習をして、もっと強くなってリベンジしたい。