Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

色のない世界

色のない世界ってどんなだろうか。

色がないっていうのは、白か黒ってこと。

 

私は前から書いている通り、白と黒の服しか着ないことにしたので、色のない世界を少し味わっている。

 

白と黒で、つまらなくなるかな? と思ったら、まだなっていない。

それよりよい面がとても多い。

 

暑さ寒さに対応しやすい

服を着て外へ出たら、意外と寒い、または意外と暑い、ってことはある。

色のある世界では、ちょっとカーディガンを羽織るために、全身着替えなくてはならないことがあった。

いまは、どの服を着てもたいていマッチする。チェックと水玉とか、柄がちぐはぐになりさえしなければ大丈夫。

ラクすぎる。

 

コートもすべて黒で薄手からダウンまで揃えられるから、出かける直前に着替えてもバランスを損なわない。

 

実は冒険できる

今まであまり着なかった、白いワンピースとか、白いマフラーとか、ワイドパンツとか。

色のないぶん、形でバリエーションを出したくなる。

 

なにせ、クローゼットの専有スペースが半分に

つい先日まで、色のある服を捨てられずにいたのだけど、思い切ってゾゾタウンに売った。

たぶん、クローゼットの専有スペースは半分くらいになった! すごい! 

なのに、着る服はたくさんある。嬉しい。

 

着ない服はすぐ諦めがつく

買っても着ない服ってある。ちょっと着心地が悪いとか、形がイマイチとか。

いままでは、「ピンクをインナーに着たいこともあるかもしれないから」と諦められずにいたけど、いまは簡単に処分できる。

「どうせ着ない」ってことが、以前より明確なのだ。

 

可愛い服に色がなくてもやっぱり可愛い

街中で「わー、すてき!」って思う着こなしはままある。

それを黒と白だけで置き換えてみると、意外とイケるし、むしろそっちの方がよいと思えることも多い。

たとえば、黒いスカートと紺のカーディガン。ああ、あのカーディガンが黒か白だったら! あの靴も、白か黒だったらいいのに! と思う人は多い。

 

難しいのはスーツ

スーツは、難しい。

真っ黒だと喪服みたい。真っ白だと政治家みたい。

2色入ったバイカラーだと攻めすぎてる。

白と黒で編んであるツイードとかがいいみたいね。遠目にはグレーだけど。

 

辛いのは、子どもと遊ぶときに全身真っ黒になる

子どもは汚すので、白を着たくない。だから黒ばっかりになる。

ときどきボーダーも入れるけど、基本は黒。それがちょっと寂しいかな。

 

イラストを練習しています

ある方にちょっとアドバイスされたのをきっかけに、イラストをちょっと練習しようかなとか。

下書き

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簡単にトレース

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ちょっと作り込んでみる

途中なんだけど時間切れ。

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いろいろできるものですね。面白い。

ただ、手描きっぽいほうが私には合っていそうだなと思っています。

 

「お金がない」には「お金がない」以上の害がある

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こういう本を読んでいます。

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

お金がないとき、時間がないとき、何かの欠乏にとらわれていると、人は「認知能力が下がる」(つまり、頭が悪くなる=バカになる)ということが延々と書かれている。

 

私にはそういう実感がありまして。
お金がなくて、でも支払いがある、というとき、「お金がないこと」に一日中とらわれている感覚があった。
「お金がない」という事実は、ただ単に「お金がない」以上の重さを持って私に襲いかかってくるという感覚。

 

健康のこと、子どものこと、仕事のこと、ダイエット。
何かに欠乏している状態(私の理解では何かマイナスのことにとらわれている状態、気になることがある状態)では、人は処理能力(認知能力、判断力)が下がるのだ。

 

以前、いわゆる風俗業界で働いていた女の子の記事を読んだことがある。
同じ境遇の他の子に比べてとても頭がよく、リーダー格だったのに、しばらくして会ったら言動が支離滅裂になっていて、昔の頭の良さは感じられなかった、という内容のもの。
貧困は心と頭の余裕をなくし、貧困な人たちをより不利な立場に追いやってしまうのではないか。

 

貧困な人たちの痛ましい事件のニュースを聞くたび、「情報が足りない」とか、「判断が間違っていた」とか、「考えればわかるのに」という印象を受けるけど、
何かに切迫している人は正常な判断能力、情報収集能力がなくなってしまうのではないか。
だから私が同じ立場になったら、処理能力が下がり、同じように間違った判断をしてしまうかもしれない。

 

そんな風に思うのです。