Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

サナギか蝶か

f:id:emi_tochio:20161128225545j:image20代後半の男子(あえて男子)とランチ。

最近とみに思うのは、なぜみんなあんなに早く人生についていろいろ気づくんだということ。

20代や30歳前後の人と話して「そうそう! 私も最近そう思ってた!」って同調し合うのって、なんなのさ。

私の年齢からすると「あなたくらいの頃は確かにそう思ってたわよおほほほほ」ってのが普通じゃないの?

 

でもね、私はこのタイミングになってしまった。それが私なんですね。いいんです。仕方ないので。

 

本日のお相手の方は、いままさにサナギになるか蝶になるかというところで、どこまで飛んでいくのか見てみたいなーと思うわけです。

 

私にも羽が生えないかな・・・

 

孤独は人生最大の敵である

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「孤独感って、どれくらい感じる?」を今回のポッドキャストのテーマにしたんだよね。

私にとって、孤独は人生最大の敵である、ということなど。

でも、「孤独にならないためにはなんでもします!」という気持ちになれないのは、プライドがあったり、寂しいのって恥ずかしい、みたいに思っているからなんじゃないか。

 

先日、こんな記事があって、うーんやっぱりそうだな、と。

toyokeizai.net

最後に、「コミュニケーションがなければ、人間は死んでしまう」と書かれているけど、やっぱりそうなんだろう。

コミュニケーションがあっても、孤独を感じることはあるし、孤独に襲われていた頃の私は「死」をある程度近くに感じていたんだろうと思う。

お・・・重たい。でもそういうことだ。

 

※記事内に付けたリンクまとめ

「肥満」より"致死性"が高いのは「孤独」だった | The New York Times | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

自分の「楽しい」を知っているか?

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子どもの頃、不自由だった

子どもって不自由なことが多くて、私は早く大人になりたかった。

まず、自由になるお金がない。

やりたいことができない(お酒、とか夜遊びとか)。

「楽しい」を優先すると、いろいろ怒られる。

 

「楽しい」が悪いことのような気がしてた

欲望のまま行動すると、何だか悪いことが起こる。だって、怒られるんだもん。

勉強しないで遊んでばかりいると、よくないことが起こる。きっとそうだ。

部活だって楽しいことより苦しい練習をした方が強くなれる(というように教えられてきた気がする)。

だからいつしか、「楽しい」がちょっと悪いことのような。「楽しい」を追求してはいけないような気持ちが根付いていたんじゃないか。

 

猪子さんのことば

数年前、YouTubeにアップされていたチームラボ猪子寿之さんの講演。

「人は本当の感覚じゃないものを自分の感覚だと思い込んでいる」というような言葉があった(※うろ覚えなので当時の自分のブログから引用)。

「楽しい」っていう感覚も、ちょっとねじ曲がっていると思う。自分の「楽しい」がよくわからない。

誰かに褒められたから、「楽しい」って思っている気がする、とかね。

 

再度「楽しい」を重要事項に

「私は何がやりたいんだろう」

こんな仕事をしていると、とてもよく考える。

私はライターになったばかりの頃、なんとなく「楽しい」を追求するのは悪いことだと思っていた。

楽しいことは、ラクなこと。ラクなことでは、食べていけない。

そんなものは封印して、食べていけるスキルを身につけようと思っていた。

 

最初はそれでもいいかもしれない。

だけどときどき聞かれる「何がやりたい?」の質問に答えられない。

 

当時は、やりたいものより、人よりうまくできるものをやりたい、と思っていたんじゃないか。

ただ、多少優れていたって、ナンバーワンにはなれない。絶対誰かが上にいる。

ときに、読者のほうが詳しかったりもする。誰かと比較して道を選ぶと、なんだか苦しい。

 

「なりたい姿」を探さない

人より優れていなくたって、「楽しい」ことを考えよう。

「なりたい姿」じゃなくて、「ずっとやってて楽しいこと」を見つけよう。

なぜなら、「なりたい姿」は一瞬だったり、誰かからの見られ方に過ぎないから。

人生とはイコール「時間」だと思ってるんだけど、「楽しいこと」はその「時間」をバラ色に変えられる。

 

「楽しいこと」が見つかれば、それを延々とできる環境を整えればいいだけ。

もしお金になることなら、それは万々歳。

お金にならないことだったら、「楽しいこと」とお金になることを寄せていくのがいいと思う。

 

ほかの人が「楽しくない」自分だけの「楽しい」は価値がある

「楽しい」にもいろいろある。

先日取材した人は、お掃除が大好きな人だった。他の人が嫌がるから、仕事になる。

他の人が楽しめないのに、自分だけが楽しい、には価値があるんじゃないか。

だけどそうなると「結局、誰かとの比較」なのだろうか。それについては、まだ考え中……。

 

子どもの頃「何か悪いことなんじゃないか」と思っていた「楽しいこと」。

人生の道筋を決めるときには、もっと大事にしてもいいと思う。