Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

私の「耳」ライフまとめ

ambieのエントリーを書いたあとに、私の「耳」ライフをここらあたりでまとめてみよう、と思い始めた。何も聞かないで家事をすると落ち着かないし、やる気が出ない、という私。

役に立ったり、楽しめる音声コンテンツを欲している!! マジで!!!

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このブログではおなじみポッドキャスト

こんなアプリで聞ける。

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いろんな番組があって、ラジオの再放送なんかも。

本当に役に立つ番組もあるし、話している人のファンで聴いているのもある。だいたい長く聴いていると好きになってくる。「購読する」というスタイル。

オーディオブック

これも結構聞いている。基本的には、書籍を朗読してくれていると考えればOK。

何かについて知りたいとき、本をがっつり読むのはどうも気が進まないけど、音声ならいけるかな? というとき。今までよかったのは、「夢をかなえるゾウ」とか、池上彰さんの教養の本とか。

主に使っているのは「Febe」。

www.febe.jp

月額プランもあるんだけど聞き放題ではないので、聞きたいものをつど購入。アプリが用意されており、少しずつ改善されていて使いやすくなっている。

 

Amazonが提供する「Audible」もある。これは聴き放題しかないみたい。

www.audible.co.jp

お試し期間だけ試してみたけど、そんなにたくさん聴かないので解約。つど買えるFebeでいいかな、今のところ。

ラジオ

ラジオはやっぱり、クオリティが高いよね。面白い。ただ、聞き逃しても大丈夫なくらいのゆるーい進行が多い。やたらジングルが長かったり多かったり。

音楽が入るのは良し悪し。ストリーミングなら飛ばせるので好きなものだけ聴けばいいのだけど。

まずは「radiko」。

radiko.jp

リアルタイムでも聴けるし、聞き逃したやつも聞ける(直近のだけだけど)。いいよね。ただ、数が多すぎてどう選んでいいかわからない。

 

あとは「ラジオクラウド」。TBSラジオを中心に一部の番組が聴ける。

radiocloud.jp

こちらはそんなに数がないので、ぱっと見て面白そうなものを選べる。

 

あと、NHKも聴けるの、知ってました?

NHKラジオ らじる★らじる」っていうらしい。私は朝のラジオ体操をこれで流しています。

www.nhk.or.jp

 

NHKラジオの語学の番組が聴けるアプリもあるんだよ。「NHKゴガク」。

www2.nhk.or.jp

これはいいよね。ときどき本当に思い出したように聴いています。もっと日常的に聴くべしなんだろう。

その他

その他もあります。私が使っているのはnote。

1個だけ、有料配信の音声コンテンツで購読しているものがある。

note.mu

 

そのほか「SoundCloud」とか。

soundcloud.com

こちらも、素人Podcastけっこうあるっぽい。私がPodcastで聴いている番組で、SoundCloudで配信しているものもいくつか。

裏技(アクセシビリティを使う)

これね、以前どなたかのブログで見つけたとっておきのウラワザ。

オーディオブック化されていない本が音声で聞けちゃうの。

 

Androidはちょっとわからないんだけど、iPhoneアクセシビリティの機能として視覚サポートが備わっているので、その読み上げ機能を使う。

「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「視覚サポート|スピーチ」→「画面の読み上げ」をオン。

で、Kindleアプリを使う。

KindleアプリからはKindle本を購入できないので、 ブラウザーAmazonを開いてほしい本のKindle版を購入し、Kindleアプリを開く。

開いたら、二本指で上からスワイプ!

f:id:emi_tochio:20170617161929p:plain

すると画面にこういうのが出る。

ウサギマークでスピードアップ。カメはスピードダウン。驚くべきことに、自動でページ送りもしてくれる。

残念ながら、リモコンの一時停止ボタンで止めることはできても、再生することはできないみたいなので、ちょこちょこ止めるような場合にはちょっと使いにくい。

それでも、Kindle本を音声で聞けるっていうのはすごい。これは、オーディオブック化を待たなくていいってことだ。現在、オーディオブックよりKindleのほうが圧倒的にラインナップが豊富なので、音声を活用している人にとってはとてもありがたい。

もちろん、人が読むよりもとても無機質で、記号とか横文字とか弱いんだけど、そのあたりを指しい引いても悪くない。買ってしまってから聞くに堪えなければ、文字で読めばいいのだから。

さっき画面を見ながら読み上げを聴いていて思ったんだけど、英語学習にも使えそうだね。童話とか古典とかは、Kindleなら無料でダウンロードできるので。

 

あとこれはブラウザーにも対応しているので、読みたい記事が長いんだけど料理しなきゃ、みたいな時にブラウザーを開いて二本指で上からスワイプして、読み上げてもらうことはある。

私の音楽ライフ

音と言えば、普通は音楽だよね。

一応書いておこう。最近Spotifyに登録した。

www.spotify.com

快適。AmazonのPrime Musicよりたくさんある。

 

私は店のBGMやラジオで流れている音楽が気になったらShazamで検索するようにしている。

Shazam - 音楽認識

Shazam - 音楽認識

  • Shazam Entertainment Ltd.
  • ミュージック
  • 無料

検索した音楽が「マイShazam」というところにたまっていて、聴き放題サービスに登録するたびに「マイShazam」の曲名やアーティスト名を順に検索していくというのが常だったのだけど、なんとこの2つのアプリが連携できるようになっていた! 感激した!

連携したら、Spotifyの中に「マイShazamトラック」というプレイリストができて至福過ぎる!!

 

ということで、ambieといい、Spotifyといい、「耳」ライフが急に充実してきた昨今です。ambieについて書いたブログはこちら。

emitochio.hatenablog.com

 

視覚に偏りすぎな世の中が、もうすこし聴覚へと進まないかな。そんなことを願っています。

 

耳を塞がないヘッドフォン「ambie」は、スマホライフに「聴覚」を取り戻すんじゃないか

私は普段、家事をしながらPodcastを聞く。オーディオブックや、radikoも聞く。音楽もたまに。

子どもがいるときには、何かと話しかけられる。そのたびにリモコンで一時停止し、ときには片方のイヤフォンを外して対応する。小さな声で話しかけられると、聞こえないこともある。

外の音も普通に聞けるイヤフォン

「周囲の音がもっと聞きやすいイヤフォンがあればいいのに」とずっと思っていた。

先日、違う商品のレビュー記事をきっかけに知ったこの商品。

ambie.co.jp

今まで、周囲の音が聞こえるイヤフォンがなかったわけじゃないんだけど、だいたい高かった気がする。骨伝導とかね。

「どうせ、お高いんでしょ?」と価格を見ると、5940円なわけ! 

えっ! やすーい! となり、レビュー記事とか動画とかちょっと見て、すぐにお買い上げ。

 

翌日くらいには届いた。

 

耳を塞ぎながら周囲の音も入れる、というのが普通の発想だと思うんだけどそうじゃなくて、耳を開放したまま、そのすぐ側で音を鳴らすわけですね。

付けっぱなしにすることの効能

これ、付けるのがちょっと面倒で、片耳に対して両手を使わないと装着できない。最初は鏡を見ながらでないと付けられなかったし、イヤーピースも外れそうになるし。

ただ、付けたあとは普通のイヤフォンより耳が痛くならないので、何となく付けっぱなしにしてしまう。付けっぱなしでも周囲の音が聞こえるので、生活に支障がないわけ。

 

で、何に気づいたか。

スマホの音をすぐに聞けない普段の状況って、実はすごく不自由だった!」

っていう事実。

今の動画は音を必要としていない?

今現在、スマホでシェアされる情報は視覚に訴えるものばかり。外出先で見るから、わざわざイヤフォンを出して装着してから音を聞くようなことはしない。

Facebookなどでシェアして欲しい動画には、テロップを入れる。文字が入っていれば、音を出せない電車の中でも見るだけで楽しめる。そんな動画があふれている。

着けっぱなしイヤフォンなら解決できる

耳元で、自分のスマホの音だけを聞ける。しかも音が聞こえていないときには生活に支障がない、という状態だったらどうか。面白そうな動画が回ってきたら、すぐに再生して音付きで動画が楽しめるよね。

私は、イヤフォンがスマホにくっついていてコードが伸び縮みして、すぐにでも音が聞けたらいいのになーなんて思っていた。まあまずそんなのは格好が悪いし利便性もよくない。

でも解決策は、耳元に自分だけのスピーカーを常に装着しておくことだったのだ。

幸いambieは売れているようなので、次の商品が出るだろう。さらに耳に快適になるだろうし、コードレスにもなるだろう。

そうしたら本当に、装着したままで1日過ごすようなことになるかもしれない。(そのためにはバッテリーの問題を解決しなくてはならないのだけど)

そうなれば、これまで「聴覚」が置いてけぼりだったスマホライフに光が差すことになると思う。

そうしたら、Podcastの番組がTwitterFacebookでシェアされて、そのままつい聞いちゃう、って生活になるんじゃないかな。なるといいな。なったりしないかな。

 

革新的なのはAirPodsではない。ambieだった! って思う起き抜けの土曜日だったのでした。

物語を書くようになってわかったこと

noteというブログサービスで、短編小説を書いている(リンク)。

短編でも、書くことによる学びは恐ろしいほどにあって、ライターとしてのライティングといわゆる創作というものはずいぶん違いがあるのだとわかる。

わかったのは、普段書く記事との違いというよりは、他の創作物、特にドラマや映画との違い。

先日、「Nのために」というドラマをAmazon Primeで観て、とてもよかったので原作をすぐに買って読んだ。著者は湊かなえさん。

それにより、ドラマや映画と、小説の違いをすごく意識することになった。

心理描写について

ドラマや映画は、心理描写をあまり言葉にしない。登場人物の行動や台詞で表すのが普通だ。あと、俳優さんの表情。それを、観る方が読み解くわけだ。心の中をこと細かに説明する映像作品もあるけど、少々野暮なのでは、と感じるのは私だけなんでしょうか(観るときには気にならないんだけど、自分が作るとしたらそう感じると思う)。

小説(一人称の場合)は、心で思っていることを簡単に言葉にできる。「こう言いたいけど、やめておこう」とか「本当は手を繋ぎたかった」とか。

そういったことを映像や台詞で表現するのってすごく大変だ。「こう言いたいけど」を表すためには、事前に「そう思っている」ということを誰かに伝えておくとか、言いたいことを「もの」に変えて(例えば手紙とか?)それを後ろ手に隠すとかしなくてはならない。同じように、手を繋ごうとする仕草ってすごくわざとらしくなりがちだし(そういう映画は多いけど)、「手を繋ぎたい」を表情で表すのは非常に難儀だし、手のアップにして握りこぶしを少し緩める仕草とかちょっと伝わりづらい。書くようになって気がついたけど、映像ってそういう細かなパーツの積み重ねなんだね。

だから逆に言うと、小説という媒体を生かすなら、心理描写は重要かつ強力な道具のひとつなんだと思う。(三人称の小説はどうなのだろう。そういえば書いたことがない。今度挑戦してみよう。たぶんまた、新たな発見がある。)

台詞について

逆に、台詞ばかりの小説は、ちょっと陳腐になるよな、と思う。それなら脚本でいいじゃないか。でもまあ、好みの問題ではある。

解像度の自在さ

時間の伸び縮み(説明の解像度というか)は、文章の方がコントロールしやすい。「私たちは兄弟のように仲良かった」と一文で書くこともできるし、兄弟のように仲のよかったエピソードを何十ページにわたって書いてもいい。ただ、解像度の低い文章ばかりを書くと、ただのプロットみたいになる。解像度が高すぎると、読むのが疲れる。

映画やドラマはそうはいかない。主人公のナレーションで「私たちは兄弟のように仲良かった」と入れてもいいけどそんなに頻繁には使えない。仲のよかった様子を具体的な台詞や行動で表さなくてはならない。あるいは、誰かにそう話しているシーンを入れるか。すべてにおいて、そうなのだ。

より「自由」な小説

小説は自由だ、というようなことを、私が敬愛してやまない森博嗣先生は著書でおっしゃっているけれど、本当にその通りなんだと思う。こうしてみると、小説の方が自由度が高い。だけどそこに、その人なりの美学は色濃く表れていて、それに捕らわれるからこそその人なりの「型」ができるんだろうと思う。

 

ほかにも気づいたことや学んだ(学んでいる)ことはたくさんあるので、思い出したらまた書きます。