私は普段、家事をしながらPodcastを聞く。オーディオブックや、radikoも聞く。音楽もたまに。
子どもがいるときには、何かと話しかけられる。そのたびにリモコンで一時停止し、ときには片方のイヤフォンを外して対応する。小さな声で話しかけられると、聞こえないこともある。
外の音も普通に聞けるイヤフォン
「周囲の音がもっと聞きやすいイヤフォンがあればいいのに」とずっと思っていた。
先日、違う商品のレビュー記事をきっかけに知ったこの商品。
今まで、周囲の音が聞こえるイヤフォンがなかったわけじゃないんだけど、だいたい高かった気がする。骨伝導とかね。
「どうせ、お高いんでしょ?」と価格を見ると、5940円なわけ!
えっ! やすーい! となり、レビュー記事とか動画とかちょっと見て、すぐにお買い上げ。
翌日くらいには届いた。
家事育児しながらpodcastを聞くのにぴったり! ただ、結局子どもと話しながらpodcastの内容を理解することはできない。ヘッドホンの問題ではなく私の処理能力の問題か。あと、リモコンに音量調節がないのつらい #ambie https://t.co/y1BdWT0Z88 pic.twitter.com/WJF6k4aLbC
— Emi Tochio(栃尾江美) (@maliu63) 2017年6月15日
耳を塞ぎながら周囲の音も入れる、というのが普通の発想だと思うんだけどそうじゃなくて、耳を開放したまま、そのすぐ側で音を鳴らすわけですね。
付けっぱなしにすることの効能
これ、付けるのがちょっと面倒で、片耳に対して両手を使わないと装着できない。最初は鏡を見ながらでないと付けられなかったし、イヤーピースも外れそうになるし。
ただ、付けたあとは普通のイヤフォンより耳が痛くならないので、何となく付けっぱなしにしてしまう。付けっぱなしでも周囲の音が聞こえるので、生活に支障がないわけ。
で、何に気づいたか。
「スマホの音をすぐに聞けない普段の状況って、実はすごく不自由だった!」
っていう事実。
今の動画は音を必要としていない?
今現在、スマホでシェアされる情報は視覚に訴えるものばかり。外出先で見るから、わざわざイヤフォンを出して装着してから音を聞くようなことはしない。
Facebookなどでシェアして欲しい動画には、テロップを入れる。文字が入っていれば、音を出せない電車の中でも見るだけで楽しめる。そんな動画があふれている。
着けっぱなしイヤフォンなら解決できる
耳元で、自分のスマホの音だけを聞ける。しかも音が聞こえていないときには生活に支障がない、という状態だったらどうか。面白そうな動画が回ってきたら、すぐに再生して音付きで動画が楽しめるよね。
私は、イヤフォンがスマホにくっついていてコードが伸び縮みして、すぐにでも音が聞けたらいいのになーなんて思っていた。まあまずそんなのは格好が悪いし利便性もよくない。
でも解決策は、耳元に自分だけのスピーカーを常に装着しておくことだったのだ。
幸いambieは売れているようなので、次の商品が出るだろう。さらに耳に快適になるだろうし、コードレスにもなるだろう。
そうしたら本当に、装着したままで1日過ごすようなことになるかもしれない。(そのためにはバッテリーの問題を解決しなくてはならないのだけど)
そうなれば、これまで「聴覚」が置いてけぼりだったスマホライフに光が差すことになると思う。
そうしたら、Podcastの番組がTwitterやFacebookでシェアされて、そのままつい聞いちゃう、って生活になるんじゃないかな。なるといいな。なったりしないかな。
革新的なのはAirPodsではない。ambieだった! って思う起き抜けの土曜日だったのでした。