「トスを今より遠くに飛ばしたい」
ただそれだけなのに、これまでのやり方をいろいろと変えなくてはならない。
前回のブログで書いたのは、下記。
①ジャンプのタイミング(遅いのでもう少し早くする)
②腕(肘)を伸ばすタイミング(早すぎるのでもう少し引き付ける)
③ボールを取る位置(体の前じゃなくて真上)
④体幹(背筋や肩甲骨)を使う
そのうえで、いろいろな人の動画を見て肘を伸ばし気味にすると上手くいくんじゃないかと仮説を立て、練習してみた。
それをトレーナーさんに聞いてみると「肘は伸ばしすぎないほうがいい」と言う。「肘を曲げると飛ばないのですが……」と思ったのだけど、確かにトップ選手で肘が曲がっていてもちゃんと飛ぶ人は多い。
「腱が鍛えられているトップ選手は肘を伸ばしても飛ぶが、最初から肘を伸ばしてしまうとそれ以上(技術が)伸びない」らしい。
それは困ると思い、最初は肘を曲げ気味でやってみることにした。
メディシンボールというトレーニング器具を使って、日々ハンドリングを練習している。すると、いろいろなことがわかってきた。
私のフォームは、人差し指に最も力がかかっているが、そのやり方だとメディシンボールがいい感じに弾まない。
そこでわかってきたのは、以下のようなこと。
⑤人差し指と親指にボールの力が均等にかかるようにする(これまでは人差し指偏重だった)
⑥そのために、人差し指と親指の開きをこれまでより狭める
なんというか、ちょっとしたフォームの違いで、王道のやり方が上手くいかなくなったりするのですね。それを直そうとすると、小学校の時に習ったはずの指の使い方(⑥)まで戻らなくてはいけないなんて。
身体の使い方って深いなあ。