「この人、好きだなあ!」って思う人を見つけたときは、とても衝撃的だ。
少し前はオードリー・タンさんだった。
オーディオブックで何冊か本を読み、なんて素敵な人なんだろう、と思った。
今週見つけてしまったのは、石川雄一さんだ。
ウェルビーイングの研究者、石川善樹さんのお父さま。
Audibleのアプリを開いていて、下記の番組が出てきた。
石川善樹さんは、以前オンラインコミュニティで毎月お話を聞く機会があって、いろんなお話を聞かせてもらっていた。
吉田尚記さんも、オンラインコミュニティのリアルイベントにゲストとしていらっしゃって、お話を聞いたことがある。Podcastもいくつか聞いていた。
前回の対談本も読んでいて、すごく好きな本の1冊になった。
それでなじみがあったので、上記の番組を聴ききはじめた。善樹さんに以前聞いていた「日本むかし話」の話とか、大変面白く聞いた。以前から、善樹さんがお勧めする本にはハズレがないと思っていて、今回も何冊かポチってしまった。
で、途中から、善樹さんのお父さんの話が出てきて、なんと実際にお父さまが登場したのだ。
「なんて素敵な人なんだろう!」
まず、息子である善樹さんにとても丁寧に接しており、とても謙虚。ご自分のほうがずっと経験が多いはずなのに「息子に教えてもらって」と言っている。
「僻地へ派遣される医者だったから、患者さんから学ぶしかない」
といって、本当に患者さんから学んでいる。そういう人だから、きっと子供(善樹さん)から謙虚に学び続けたに違いない。それがいまも続いているなんて、なんてすごい人なんだろう。今では、善樹さんの本やYouTubeを見て、ノートをとりながら学んでいるという。なんなの。
患者さんのためを思って、医療からすると間違ったことも言う。
「(そういうことをするのは)怖いですよ」とも言っていた。怖くても、それが患者さんのためになると思うから、勇気を出して実行する。
他にも、善樹さんがハーバード大学に行くきっかけとなった研究成果は、お父さまの教えや経験があったから、とか。「疲れた」と言ったことがない、とか。
立派なことを言う人はたくさんいるけど、身内に、しかも自分の子どもにあんなに丁寧に接することができる人っているんだろうか。本当にびっくりした。
きっとご著書などあるんだろう、と探してみたけど、見当たらない。
善樹さんのパワーで、もっといろいろなところでお話を聞いたり、文章を読んだりしたいなと思った。
石川雄一さんとの対談が載っている書籍はこちら。