必勝法は「比較されない」なんじゃないか。
もし誰かが言っていたら恥ずかしいけど、私はなかなかの事実を見つけたんじゃないかと思う。
採用はどうか
採用について考えていた。どうすれば、よい人が入ってくれるかな?
知り合いの経営者さんにチラリと相談されたのもあり(人のことだと冷静に考えられる)、同業他社と同列に並んじゃダメだよね、と思った。
「並べたときに抜きん出る」じゃなくて、そもそも比較されない立ち位置にいることが、たぶん大事。
例えば何だろう、ずっと見ていたブロガーさんの会社がスタッフ募集してる! 行きたい! とかね。
ずっと購読していたメルマガ。もし就職するならここがいいな、とかね。
私が安田佳生さんのPodcastを手伝うことになったのもこれだ。「話すこと」をやりたいなー、と思って他と比較したわけではなくて、「ここしかない」と思ったから熱い情熱が生まれる。
仕事の発注はどうか
「ビジネスは知り合いで回ってる」というのも最近気がついたんだけど、それはおいおい書くとして。
「この人に書いてもらいたい!」「この人なら大丈夫!」って思って仕事を依頼されるのは、比較されていないと思う。ぜひ一緒に仕事したいです。
かたや、スペックを並べて比較され、発注される、という勝負は非常に厳しい。
100人に1人くらいは勝利宣言できるのかもしれないけど、他の人は負けっ放しになりかねない。
それより、オンリーワンだ。ナンバーワンよりオンリーワン(あ、誰か言ってた。私の発見じゃなかったわ)。
結婚相手はどうだ
これはもう完璧に、比べられたらヤダよね。彼氏に女が2~3人いて、その中でどれにしようかなって。
そこで勝ったとしても、すぐ浮気されそうだよね。
結婚生活なんてある程度の不満があって当たり前なんだから「こんなことならあの子と結婚すればよかった」なんて思われるのカンベンしてほしい。
夫婦は二人で家族を作り上げていく共同体なわけで。
そこにはやっぱり、「替え」のないオンリーワンである必要があって、それがお互いの覚悟になるんだと思う。
これは採用も仕事も同じで、比較するってことは「替え」があるに等しい。
替えがあると、いい関係を作るのが難しい。
だって、やっぱりお互いいやなところはあるし、ミスすることもある。そんなときにふと「替えようかな」と思えるっていうのは、関係性を台無しにするのではないか。
一方で、「替えがない」ってことは、背水の陣。お互いの粘り強さを生む。
目指すべきは、スペックを並べたときに頭飛び出ることじゃなくて、そもそも「比較されない」ことだと思うのです。
どうすれば「比較されない」ようになるかっていうのは・・・はて?