Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

ペア読書が楽しい

2~3週間ほど前から夫とペア読書をしている。

夫婦でやるといいのは、時間が最小限で済んだり、共通言語が積み重なっていくことかもしれない。

 

ペア読書のやり方はこちらに詳しく載っているので参考にした。

note.com

 

これは、同時に本を読むので、一緒にやる人同士、それぞれ本を持っている必要がある。読書会と一緒か。

 

最初は「2冊揃えるのもね……」と思ってKindle Unlimitedで選んでいたが、先日「前も読んだ『イシューからはじめよ』もう一度読みたい」と夫が言うのでそれでやることにした。

余談だが、私も改めて買おうと思ったら、昔セールの時にKindleで購入していたらしい。

その後、『ストーリーとしての競争戦略』でやったりもした。

 

私はKindleで読んでいる。スピーディにめくる必要があるので、iPadを使用。

 

30分で読もうとすると、必然的に「1ページこれくらいでめくらないといけない」というスピードが逆算される。それにより、「このページを数秒しか見られない」という圧力がかかって、集中力が高まる。

速読には何度もチャレンジしては挫折していたけれど、これをやると必然的に速読できるようになるな、というのが何度かやってみた印象。実際できている。

実際、他の本も速く読むことに抵抗がなくなり、実際速く読めるようになった。(ちなみに「速く読む」というのは、「これくらい飛ばしても内容が把握できる」という体験と自信を持つこととニアリーイコールであると思う。すなわちそれは読み飛ばす勇気なのだ)

ただ、ペア読書ではなく自分ひとりで速く読もうとしても、かなり集中力のようなものは落ちる。

 

読書後のディスカッションのために、各所にマーカーを引いておく。引いたマーカーを見直して、なぜそこが気になったのかを話す。結構話せるものだし、相手が話していることを聞くのも理解が深まる。

このやり方をすれば、苦手だった読書レビューみたいなものも書けるなと思った。気になった箇所を抜き出して、それについて自分の感想や見解を書けばいいのだ。

 

「なかなか本を読めない自分」になってからずいぶん経つが、1時間で本を消化していける生活はとてもとても快適だということを記していきたい。

 

インプットは当然薄まる。それぞれ丁寧に読むこむことができないから。

でも、その分アウトプットが増える。

私はこれを機に、ブクログに読書レビューを書けるようになった(これまでとても苦手だった)。

 

↓これとか。

booklog.jp

 

こういうブログの記事もそうだけど、完璧を求めて終わらないよりは、完成度が低くても終わらせることに意味がある。読書も同じだったのだ。(さすがに物語を読むときはこの限りではない)