中1の長男が、「ニキビを治したい」という。
見た目がどうこうというより、「かゆいから」だそう。
私はいわゆるニキビ用の基礎化粧品などを全く信用しておらず、プ■アクティブなどを買う気にはならない。
軽くググってみると、食生活が大事だよね、と書かれてたり、睡眠や規則正しい生活が大事だと書かれている。お菓子もニキビの元だ。
そう伝えると
「ええー! お菓子ダメなの? じゃあ食べるのやめよ。あと、早寝早起きね」
と言う。
そうか、体の悩みがあると、食べ物や生活リズムに気を配るようになるのだ。ニキビありがたし。
考えてみたら私もそうだった。
10代、20代はずっとがっちり、ぽっちゃりしていた。
ダイエットにはとても苦しみ、その時に食べ物のことも調べ、少しずつ改善してきた。
いろいろ試しても、その後すぐリバウンドすることから、自分に合った体調管理がだんだんわかってきて、結局、栄養バランスを考えて食べる、ということが体に染みついててしまった。
今も、ジャンキーな食事を自ら選ぶことはほぼないし、外食するときにはいつも野菜を探している。脂っぽいもの、甘すぎるものを食べると罪悪感があり、気持ちがよくない。
今も食べ物に注意しているのは、母親だからというのもあるが、「太りやすい」が大前提にあるからだと思う。
健康すぎてアラートに気が付かない私だけど、太りやすいから食事に気を付けていて、そのおかげで元気なのもあるかもしれない。
で、ニキビについていろいろ調べてみると、結局、皮膚科に行けば根本治療するような外用薬を処方されるそう(ただ、治療に1年くらいの時間がかかるらしい)。
どんなに素晴らしい薬でも、利益が相当大きくないと宣伝されないし、他の儲かる競合(プ■アクティブなど)より検索上位に来ないと周知されない。悲しい世の中だ。