「なんだか私に対する発言がピリッと辛いな?」
そんな小さな違和感を繰り返して、もしや私はこの人に嫌われている、もしくは疎まれているのでは?と察するに至る。
それなりに数を重ねてようやく、だ。
放っておけばいいのだが、理由を探したくなる。
まず振り分けるのは、「嫉妬か否か」だ。
嫉妬だとしたら、理由はいくらでも探せる。どんな人でも、隣にいる誰かより劣っている部分がある。逆もしかりで、私がその方より優れている部分を見つけようと思えば見つかる。
それは当然ながら、計り方、見る角度によって変わるものだ。
だからまあ、あまり気にしても仕方がない。
嫉妬でないとしたら、何か失礼をしただろうか。傷つける発言や行動をしただろうか。
あまり覚えていないということは、無意識だったか、その時には全く気が付かなかったのだろう。
いずれにしても、考えてもよくわからない。
相手が魅力的な方だと、仲良くなれないのはもったいないと思う。
ただ、急いてはことを仕損じる。無理にこじ開けようとしてももっと嫌われるだけだ。
信頼関係は少しずつ培っていくものだ。
今後はできるだけ失礼なこと、傷つけるようなことを言わないように気を付けながら、長い目で信頼してもらえるように心がけよう。