くらしこよみ、という団体(http://nerimachi.jp/hiroba/group/kurakoyomi.php)のセミナーに行ってます。
『子育てしながら自分らししく働くを考える』
全3回で、受講料はたった1000円。
みんな子を持つママさんたちで、まだ働いていない(復帰していない)人がほとんど。
1回2時間で、ワークをやってグループでシェアして・・・という感じ。
けっこう新たな発見があって楽しい。
私はいろいろ勉強している方だと思うし、仕事柄セミナーの取材なんかもあったりして、割とこういう環境は知っているというか。だからそれほど劇的な何かがあるわけではないのだけど、知らない人と話したり、改めて自分を見つめたりするのは良い時間…。
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ここからは、セミナーをきっかけにして気付いた自分の気持ち。
人と話した後というのは気持ちがそこにとらわれてしまって、ずっとそのことを考えてしまう。
ああ、あんなことを話さなければ良かった。あそこでこういう相づちを打ったのは失敗だった。
などなど。
それが嫌で余計なことは話さないように次から気をつける。
そうすると、徐々に人と距離を置くようになる。
今までの私は「まあ、距離があってもいいんじゃない」って思ってた。
これまではこうだった。
「たくさんの人と、無理して仲良くしなくてもいい」
「わかる人だけわかってくれればいい」
「人にこびを売ってまで仲良くしたくない」
「みんなに好かれなくてもいい」
「本当の気持ちをわかってもらおうなんて都合がいいこと(だから期待しないほうがいい)」
でも、そうやって突っ張ってみることが、そもそも無理してるんじゃないの? みたいな。
裏返してからまた裏返す、というか。
本当はこうなのかも。
「たくさんの人と仲良くしたい」
「みんなにわかってもらいたい」
「たくさんの人に好かれたい」
「本音で話したい」
なんてね。
そんなところが見え隠れしてきたので、だったらちょっと素直になって、人間関係を素晴らしいものにする努力を表だってしてもいいんじゃないかな、って思った。
これまで、人間関係に悩んだりしてその時はいろいろ頑張るけれど、そもそもコミュニケーション(人との付き合い方)をちゃんと向上しようと思ったことがない気がする。
私の場合、やっぱりまずは「お勉強」。
本を買ったり、借りたり。そして読んだり。
たぶん、「好かれよう」とするんじゃなくて「人を喜ばせたい」「人をいい気持ちにしたい」って考えて、とにかくたくさん考えて、そのように行動することが大事なんだろうね。
そもそも、私は私、あなたはあなた、って思ってるから期待もしないし相手の気持ちをよく考えるなんてしたことがない(こう書くととてもヒドイ人間だ)。考えないで答えを探していた感じ。
つまり、「こういうときにこういう返事は傷つくよね」っていうのを、自分の思考からじゃなくて常識から探そうとしていた。常識の枠から外れなければ失礼なことはしなくて済むし、ひどく嫌われることもないだろう、と思ってた。
でもたぶん、そうじゃない。常識からじゃなくて、私と相手の関係から導き出すものなのではないのかしら?
普通の人はわかってるのかな。私はなんかすごく勘違いしていたような気がするよ。