Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

干支を4周した

6月3日の0時になって、「お誕生日おめでとう」と夫が言ってくれたあと、

「長く生きたね~!」と二人で同じことを言ってしまった。

 

本当に長いと、最近しみじみ思う。

子ども時代は特に、同じ年代の人の中でも古い家に住んでいたり、学童で昔遊びをよくしていたり(学童に通っていた事実はいわば先進的なのだがw)、テレビをあまり見ない家庭だったり、両親の実家がド田舎だったりして、いろいろ「昔っぽい」経験をしている。

 

  • 家のトイレがしばらく汲み取り式
  • 自宅に風呂がなくて社宅の共同浴場に毎日行っていた
  • 木登りやけん玉、ゴム飛びなどで遊んでいた
  • 風呂付の家に越したが、檜風呂で常時水を張っておかなくてはいけなかった
  • 両親の田舎ではトイレが家の外にあって真っ暗な外の廊下を歩かなくてはいけなかったし、隣の家が見えないくらい遠いし、街灯が一個もないときもあった

 

などなどなど……。ドラマや図鑑、絵本で見るような光景だなと思うけど、自分の中には体験として確かに残っているのだ。

 

子どもや夫と、そういった時代の違いを話すのは結構面白い。

 

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さて、48歳。

いま大切にしているものを書いておこう。

昨年末にも1年のまとめをしたので、そのアップデートという感じかな。

emitochio.hatenablog.com

 

バレーボール(プレーヤーとして)

金曜日の夜、土曜日の午前、土曜日の午後、プレーヤーとしてバレーに参加している。ママさんバレーや主にママさんを対象としたクラブチームなど。

セッターとしてひそかに目標としていることがあるので、コツコツと頑張っている。

 

バレーボールは反射神経のスポーツなので、めちゃくちゃ集中する(できる)。そのため、頭の中のメモリに他のことを入れられない。バレーのことだけでいっぱいにして、3時間なり過ごす。週のうち合計8時間くらいはデジタルデトックスをしており、その間雑念が振り払われるので、メンタルの安定にとてもいい。

 

バレーボールをしばらくしないでいると、メンタルのネジが少しずつ緩んでくる気がする。逆に言うと、バレーボールをすると、メンタルがきゅっと引き締まり、安定感が増す気がする。ジョギングでも楽しいしある程度メンタルが上がるのだけど、きゅっと引き締まる感じはしない。バレーボールありがたい。

 

バレーボール(指導者として)

年末から大きく変わったのは、公立中学校の女子バレー部の指導をスタートしたこと。週に3日で、それぞれ数時間だけど、ライターの仕事にそれが入ってくるのは結構大変。最初は慣れなくて、気持ち的にも負担が大きかったし、時間的にも大変だった。でも、今はかなり慣れてきて負担が少なくなってきた。

 

教えると気づくことは多い。自分でできることも、教えようとするととても難しい。スポーツは、わかってもできないからより難しい。まず、わかってもらうまでがけっこうハードルが高い。自分のプレーを外から見ることはあまりできないので。1回動画を録って確認したりしたが、それほどしょっちゅうはできないから、「こうなっているよ」と伝えてもうまく伝わらない感じ。それで改善案を出してもなかなか理解されないようなきがする。さらに、わかったとしてもすぐにできないことが多いから、お互いに苦しくなってゆく。

 

ただ、言えばすぐに修正できる場合もあって、そのあたりが本当に難しいし、面白い。やり方を教えなくてはいけないと思っていたのだけど、ほしい結果だけを伝えてできるようになることもある。外から見えないってそういうことだ。求める結果も、本人から見えていない。

 

例えば、「もっと高く上げないと相手が取りにくい」ということは誰もがわかっていると私は思っていて、彼女たちが「高く上げられない」のだと思い込んでいたのだが、「高く上げたほうがいい」をわかっていない、ということもある。その場合「もう少し高く上げたほうが取りやすい」と言うだけで高く上がるのだ。一方、ほとんどのことは求める結果だけを伝えても全然上手くいかないので、その見極めが難しい。

 

難しいからこそ、毎回新鮮な気持ちになれるのでそれが面白い。

 

仕事(ライターとして)

ライターとしての仕事。バレー指導の仕事が入ってきたので、ライターの仕事は少し減るといいなあと思っていたら、少し減った。

難しいものを断っていたということも大きいと思う。

 

好きな仕事が残ってきていて、それはとてもいいことだなと思う。

 

ひとつは、経営者や、著名な方を定期的にインタビューする、という仕事。

私の欲求「すごい人の中に入って世の中を見たい」に、少し近づける。その人のものの見方をひとつひとつ聞き、自分で咀嚼して原稿に起こす。それ自体が私の視野を広げることになるのだ。

 

数名の方の話を聞きながら、ひとそれぞれに、その人の信ずるユニバースがあるのだと思う。ライターってなんてありがたい仕事なんだろう。

 

もうひとつは、「emit Story Craft」という名前を付けた、個人の方や会社のストーリーを小説風に執筆する仕事。挿絵や表紙を付けて、組版を入れてPDFにしたり、Kindleで発行したり、した。私が受注して取り仕切って、自分でできない部分を他のプロフェッショナルな方々に依頼する。そういう仕事をいくつか実現できたことが、とても自信になった。

 

経営者の話を聞くのがロゴス的、抽象的、構造的な話だとすると、具体を積み重ねて繰り広げられるストーリーはそれと相対すると思う。ただそれも、言葉で聴いている限りはかなり抽象化されるため、読む人がそれに自分の経験を加え、フィジカル的、アナログ的なものに変換して自分に取り込むことになるのだろう。

 

※最近、福岡伸一先生のトークイベントに参加したことに加え、仕事で哲学の本をがっつり読んだので、ピュシスとロゴスの対比にとても興味がある。ピュシスは身体的でもあるのだな、と思う。

 

仕事(事業主として)

事業とは、小さいながら「ゲームdeコーチング」の運営や、「○○を思う味方学」シリーズの開催。

 

どちらも子どもを対象としている。もっと発信して、求める人に届けなくては、と思う。

 

子育て

子育ては長くなるので短めに。

 

長男は学校にときどき行き、先生に数学を教えてもらっている。楽しいらしい。塾に週一で通い、数学をやっているが、最近モチベが落ち気味。文章題が苦手らしい。

週一で晩御飯を作ってくれている。

 

次男は学校にときどき行き、フリースクールに行こうかと行っているところで、習字と料理を習い始めた。お出かけに誘うと元気についてきたりする。いろいろなことがやりたいみたい。あと、友だちが欲しいみたい。

 

夫婦のかかわり

結婚して、丸2年。夫は忙しいけれど、できるだけ2人で話す時間を作るようにしている。しょうもないことをだらだらと話せる関係が、心地いい。

 

食べ物の好みが違うのだけど、夫の身体(健康状態)が私ほど強くないので、身体に悪いものを食さないようになってきており、私の好みに寄ってきている……ような。

もしかしたら、私が相手の好みにあまり合わせなくなったのかもしれない。

 

一緒にスポーツすることはなくなってしまった。時間がなくて。また、公園でキャッチボールがしたいな。

 

親兄弟とのかかわり

父とは毎日LINEしている。LINEグループに弟も入っており、ときどき参戦する。

できるだけ、群馬の実家に帰るようにしているが、まだまだ少ないなと思う。私が忙しすぎるのかもしれない。

次男はなぜかグンマ好きになっており、かわいい。

 

コミュニティ参加

大きなこととして、コルクラボを辞めた。

仲の良かった人たちとは今も連絡を取り合っており、ときどき話したり会ったり。あと、毎日3行日記を交換しているw

 

大事なコミュニティはバレーボールの仲間たち。教えている中学生の生徒さんたちも、コミュニティのひとつかもしれない。

 

あとは、住んでいるところの近所に地域コミュニティがあって、閉鎖的ではなくオープンなので、ときどき参加している。おしゃれな感じで今っぽくて素敵。

 

ギブ室(GIVEの実験室)。安田佳生さんの周辺にもコミュニティがある。

 

ギフテッド応援隊。すこしだけ手伝いをしたので、顔見知りになった方もいる。

 

私は子どもの頃から、いくつか(3つ以上)に属することを好む人だった、と思う。同じ場所にずっといるのは楽なのだけど、そこで何かあった場合(ちょっとしたいざこざとか、仲のいい人がいなくなってしまうとか)、どうにも立ち行かなくなってしまう。

 

ほどほどに立ち振る舞うのがあまり得意でなかったので、「学校」「学童」「家庭」「バレーボール」など、いくつかの人間関係が必要だった。それも、私が居心地の良さから定めたり作りだしたりするのではなく、あらかじめ属性で決まった枠があると、楽でありがたかった。

 

今も同じようなものだと思う。

毎日のように同じ人と遊んでいる、という人を見ると「仲良くていいね!」と思うも、自分に置き換えて「怖くないの?」という言葉が浮かんだ。「失うのが怖い」という感覚だ。その人だけでなく、その場所、その時間、その人との分人。時間が増えるほど依存度が高まり、依存度が高まると失った時の代償が大きくなる。

 

学習・トレーニン

身体づくりの筋トレと、主に読書からなる学習。簡単な習慣からなるトレーニング、などある。

 

習慣としては、毎日3行日記を書き、英語のDuolingoというアプリをやって、バレーボールのない日は筋トレをする。

 

ジョギングをしていた頃もあったけど、中学生の指導が始まると時間が無くなり余裕がなくなってしまった。読書は、自分の興味のままに買ったり読んだりしている。積読も多い。

 

3行日記は、その日に撮った写真をコラージュしたものと一緒にFacebookInstagramにアップしている。最初はTwitterでやっていたが、なんとなくTwitterには合わない感じがしたので移動した。

 

最近はバレーボールの本、音読するための詩集、植物の本、英語の本、哲学の本、などを購入した。NHKの「学びのきほん」シリーズは、音で聴くのにいい。AlexaアプリにKindleを読んでくれるサービスがあるので利用している。

 

お花を愛でる

何かというとお花が好きだ。歩いていると、おうちの前にたくさんのお花が植えてあったり、植木鉢が置いてあったりする。いまならあじさいが見ごろ。

 

お出かけする際には、今の季節でお花が見られる場所を探し、見に行く。見て、観察して、写真を撮る。最近行ったのは、旧古河庭園のバラと、白山神社(白山公園)のあじさい、夏にはハスをまた見に行きたい。

 

生活全般(食事、睡眠、運動)

わりと、生活全般に気を付けている。

一番難しい(と思われる)運動を楽しく続けられているので、他はたやすい。

 

食事は前から気を付けているので継続しているが、最近COOPを利用している。添加物などに気を付けた商品が多く、身体に悪いものをやっきになって避けなくても、自然といい食品が食べられるのでありがたい。

 

睡眠は、あまり無理できなくなってきたので、自然と多めに寝るようになった。6時ごろに起きられればいいけど、足りない日は7時や8時まで寝ていることも。それでも9時始業には間に合うので、朝の時間の余裕を持つのは大切だ。

 

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深さがバラバラだけど、ひとまずいま気になっていること、今の生活を列挙してみた。また変わっていくのだと思う。