旅先で銭湯に行くのが好きだ。
そもそもお風呂が好きなので、時間が空いたとき、ホテルに大浴場がないとき、寒いとき、疲れたときなど、銭湯が選択肢に上がる。
居心地が悪い食べ物屋さんはあるけど、居心地が悪いと思った銭湯(お風呂屋さん)は今まで出会ったことがない。
スーパー銭湯みたいなところも好きだけど、街の銭湯は個性があってよい。
先日入ったところは本当に昔ながらの銭湯で、女湯も男湯も見渡せる番台があった。
流石に今の時代には問題があるのか、女湯の方にはついたてがあって番台から見れないようになっていた。
その代わり、おばあちゃんが女湯を見渡せる場所に座っていた。
椅子に座ってテレビを見ながら寝ていたので常連のお客さんだと思ったら、帰り際に「ありがとうございました」と言われて驚いた。
小さな女の子が姉妹で、あるいは一人で入っていることもあった。
ちょっと目立つので気にしていると、お掃除をしに来た銭湯のおかみさんとのやりとりで「ここのうちの子どもなんだ」とわかったり、男湯と女湯を行き来しているのを見て「お父さんと一緒に来ているのだ」とわかったり。
ずっと鼻歌を歌っている人がいたり。
常連さんと挨拶して回っている人がいたり。
サウナの主みたいになっている人がいたり。
観光地で外国の人が入っていて、勝手がわからずキョロキョロしていたりする。
裸なのもあり、いろんな人の素が見えるような気がする。
なんか、好きなんだよね。