友だちって何なんだ、と最近考えている。
友だちというものに、ちゃんと向き合ったことがないのかもしれない。
この年で。
いまさら。
私は割と軽く「友人」「友だち」って言葉を使う。
何なら子どもの友人も友だちだと思っている。
だけどそうやってざっくりすることで、ちゃんと向き合うことを避けてきたのかもしれない。
独身の頃はずっと家族が欲しかったけれど、
今は「家族のような友だち」が欲しいのかもしれない。
「家族のような」と言うときの「家族」って何なんだと、またそこにも問いが発生するけれども。
みんなはどんな風に、友だちを「友だち」だと認識するのだろう。
例えば「かけがえのない友だち」みたいに話すとき。
私は強い人、しっかりした人に思われがちなので、弱いところもわかってほしい。
だらしないし、いいかげんなこともする。悪いこともする。そういうことを許してほしい。
お互いに嫌なことがあっても言い合うことができて、そのあとちゃんと仲直りができるようになりたい。
お互いを尊敬していて、話していて学びがあるような。
最近の私は、心から欲しいものを目にしたり、そのことを考えたりすると涙が出てしまう。
これを読んで傷つく人がいなければいいなと思う。