ライターになったときに驚いたのは、ライターというのは力関係で言うと底辺だということ。
取材対象者、カメラマン、編集者、デザイナー、メーカーの広報、もろもろ、雑誌の仕事をしているときにいろいろな人とかかわりがあるけれど、ライターはまあ、底辺だった。少なくとも私はそう感じた。
尊重されすぎてどぎまぎする
最近新しく関わらせていただいたお仕事で、ライターという立場で入ったにもかかわらず、めちゃくちゃ尊重してもらえる。
私にとって新たなチャレンジであるにも関わらず(!)だ。
実際に物を作るということは、粗を見せるということになる。どんな作品にも欠点はある。物を作らずに口を出しているだけの人は、だれからも突っ込まれないということがある。だからいつまでも偉くいられるというのはある。
物を作っていて、こんなにも尊重されるということがあっていいのだろうか。
「栃尾さんファーストで進めたい」と……。
そんな言葉聴いたこともない。そんなことがあっていいのだろうか。
泣きそう。
Aちゃんの感性が爆発
友人のAちゃんのお仕事に少し関わらせていただいている。なんというか、Aちゃんというクリエイターを支えるマネージャーのような感じ。
Aちゃんの新しいお仕事も、Aちゃんの感性がとてもとても尊重されている。なんということ! とてもとてもうれしい。
二重に嬉しいので書いてみた。
頑張っているといいことあるというか、いいことがあったときに、頑張ってきた経験が嬉しさを倍増させるってことなのかもしれない。