「小説は純文学しか読みたくない」
なんて、言っていた時期があったのです。
今もそういう傾向がないわけでは、ない。
ただただ読みやすい小説を読みたいとは思わない。
エンタメ小説でも読みたかったり読んで面白いものはあるけど、読んだあとに満足度が少ない。
何というか上手く言えないんだけど、夫に話すと「俺もそうだ」と言っていた。
「なんでだろう?」
「(純文学以外は)ダサいからだよ」
とあっさり。
なんにしても、気持ちを分かってくれる人がいて嬉しかった、という話。
私は、映画も音楽もそう。
大衆映画というか、ハリウッドとかは昔からあまり好まない。
音楽も流行り物は好きじゃない場合が多い。
いわゆるエンターテインメントに興味が薄い。
……なんだけど、夫とその部分では共通しないみたい。