Low Kick - 2nd -

たぶん全部ひとりごと。 テキトーだけどマジメです。

生徒さんたちが引退した

中学生の女子バレーの指導をしているが、彼女たちが引退した。

つまり、試合に負けたということ。

勝てると思っていた相手に負けて、予想よりずっと早く終わってしまった。

負けた途端、キャプテンの子をはじめ、ほぼみんなが大号泣していた。思い出すだけで私もまた泣いてしまいそう。

 

最後にひとりひとりコメントを話してくれて、ほとんどが泣きながらだった。

 

それぞれ、思い出がたくさんあった。

ずっと頼りにしていたキャプテンのY。数ヶ月間怪我してバレーできなかった時も、腐らずにバレーのことを考えていてくれた。「来たら絶対やりたくなっちゃうから」って言って休んでいて、最後の試合も怪我がとても痛そうだった。

人に教えるのが好きなY。明るくていつも元気を出しているのに、試合の日だけはなんだか縮こまってしまう。それでも最後は吹っ切れたように頑張っていた。「エミさんは優しすぎるんですよ!」って、もっと厳しくしてほしい、って何度も言われたっけ。

うまくいかないとすぐに泣いてしまうA。私もずっと泣き虫だったから、気持ちがよくわかる。サーブカットが上がってこない時も、自分がミスした時も、何度も泣きたくなってしまう。悔しくてメンバーに言いすぎて、それをいつも気にしていたみたい。

明るくて子どもみたいで、いつも話しかけに来てくれたF。背が大きいけど不器用。でも最後には攻撃の要になってくれた。

休みがちだったけど、最後にはしっかり部活に来ていたY(Yが多いな)。人付き合いがあまり好きではないみたいだったけど、日に日に部活中の笑顔が増えてきた。動きが俊敏で、ボールの下にしっかり入る。試合中も冷静。頼りになった。

学校には行けないけど、部活には時々顔を出してくれたS。いつも元気で楽しそうで、前向き。私に話しかけてくれたり、質問してくれるのが嬉しかった。

 

それぞれにストーリーがあって、本当にいい。

先生たちを見ていて、本当に大変なお仕事だと思うけれど、こうやって生徒さんの成長が見られるのは、何物にも変え難いことなのかもしれない。だからきっと、先生を続けてしまうんだと思う。

今の生徒さんたちと繋がっていて、また来年新しい生徒さんたちが入ってくる。固定メンバーだけで空気が澱む、的な、大人のグループみたいなことはまずないのだ。転勤も多いしね。

 

私が指導する時期を離れても、彼女たちはまた、もっともっと成長していく。

なんて素晴らしいんだろう。